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タバコを吸う(喫煙)と認知症のリスクを高める

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タバコを吸い過ぎると認知症のリスクが高まるという研究はたくさんありますが、今回は2つだけ取り上げたいと思います。

①茨城県の調査

茨城県の男女約6000人を対象に行なわれた調査で、「喫煙者」と「非喫煙者」と「禁煙者」の認知症に対するリスクは「喫煙者」が有意に多かったという結果が出ています。
具体的には喫煙者は非喫煙者の2.2倍から2.7倍、禁煙者は非喫煙者の1.5倍も認知症のリスクが高いのです。
喫煙者の認知症に対するリスクが2.2倍から2.7倍と幅がありますが、これは1日にタバコを20本以内の人が2.2倍で、20本以上の人が2.7倍という意味です。
タバコを吸っている人は今すぐ止めた方がいいのは当然なのですが、なお禁煙をしても認知症のリスクが非喫煙者の人より高くなってしまうと言うのは怖いことです。
これはタバコが既に脳や体の一部に損傷を与えていることを意味しますので、一刻も早くタバコを止めましょう。

②米カイザーパーマネンテの調査

医療保険会社の米カイザーパーマネンテによると中年以降にタバコを1日2箱以上吸っていると認知症のリスクが高くなると発表しました。

喫煙者はタバコと吸っていない人に比べてアルツハイマー病は157%以上、脳血管性認知症は172%以上リスクが高かった

米カイザーパーマネンテの調査より引用

この調査において脳血管性認知症の方が発症率が高いのはタバコによる脳卒中の影響です(脳血管性認知症については「血管性認知症ってどんな症状があるの?」を参考に)。
国立がん研究センターの発表によると喫煙者は非喫煙者に比べて男性は1.3倍、女性は2.0倍脳卒中になるリスクが高くなるという調査結果を発表しています。
米カイザーパーマネンテは医療保険会社なので、どの病気になって、今どのような状態なのかが正確に分かります。
ですので、これほど信頼性のある調査は他にはありません。

将来、認知症になるリスクを減らしたいのであればまずは禁煙するのが一番の予防法です。

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