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[認知症介護体験5]デイサービスは必ず利用すべき

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デイサービスの間に用事を済ませる

自宅で認知症の祖母を介護していた時、とても助けられたのがデイサービスでした。
都市部ではさまざまなデイサービス(通所介護)の中から利用するサービスを選べますが、私は地方在住なので、町の特養ホームが並行しておこなっているデイサービスしか身近にありませんでした。
けれど、祖母は認知症が進行する前からこのデイサービスに通っていたため、症状が進んでからも通所することに抵抗などはなく、いつもデイサービスの日を楽しみにしていたのは良いことでした。
認知症が進んでからデイサービスに通わせようとすると、本人が嫌がるケースも多いと聞きます。
祖母は要介護2までの頃は週に1回、要介護3になってからは2回、デイサービスを利用していました。
デイサービスに行く際は、本人が背負うリュックにその日使う分のおむつや万一の場合に使える着替えを入れて持たせます。
着替えは粗相があった際に職員さんが衣類を取り替えてくれて、汚れものは帰りに袋に入れて渡してくれます。
デイサービスにも予備の着替えが用意されていて、まれに着替えを持たせ忘れてしまった時は、それを借りて着て帰ってきたこともありました。
朝、「今日はデイサービスの日だよ」と話しておくと、「そうかい、そりゃ楽しみだ」と言って自ら身支度をして、少しお化粧もしてデイサービスの職員さんがバスで迎えにきてくれるのを待っていました。
お隣の家のおばあちゃんも同じデイサービスに通っていたので、うちから一緒にバスへ乗っていくことも多くありました。
朝9時過ぎに迎えが来て、帰りは夕方17時過ぎになります。
認知症のお年寄りを家で介護している家族にとっては、このデイサービスの日の約8時間が本当に貴重で、心身の休まる時間でした。
食事の用意やおむつの交換を気にせずにいられて、なおかつ安心して過ごせる、介護から解放されたひとときです。
この間に、買い出しや自分の通院、用事などを済ませることができます。

デイサービスでの祖母の様子

祖母たちがデイで過ごしている間のことは、職員さんたちが毎回連絡帳にその日のレポートを書いて教えてくれるのですが、それを見ると、みんなで体操をしたり、歌を歌ったり、なじみの利用者同士でおしゃべりしたり、祖母も楽しんでいるようでした。
もちろんデイではお昼ごはんも出ますし、連絡帳に「残さず全部召し上がっていました」とか「和え物を残されていました」とか食事の様子も書いてくれます。
お通じのあるなしも記録に記してくれますし、一度、祖母がデイサービスにいる間に具合が悪くなって連絡をもらったことがあったのですが、そういった場合の処置内容も詳しく書いてくれていました。
デイサービスには看護師さんも常駐していて、そういった意味でも家族は安心して送りだせます。
夕方、送りのバスから降りると、祖母はいつも「デイサービス良かったよ、楽しかったよ」と言っていました。
ただ、デイサービスでは滞在中に、利用者をお風呂に入れてくれるサービスも利用できるのですが、祖母はそれだけは嫌だと言って、結局、一度も入浴介助はデイサービスでお願いすることはありませんでした。
お隣のおばあちゃんは毎回、デイサービスでお風呂に入っていたのですが、祖母はどうしてもそれには抵抗があったようです。
そのデイサービスと同じ場所で、ショートステイもおこなっていたので、どうしても泊まりで家を空けなければいけない時はショートステイも利用していました。
祖母はショートステイにも顔見知りの利用者さんがいたりしたので、そちらもほとんど抵抗なく行ってくれていました。
最終的に、そのデイサービスとショートステイでお世話になった特養ホームへ祖母は入所したのですが、温かくて良い施設でした。

[参考記事]
「デイサービスを使うと薬の効果が高くなるのか」

「認知症の通所介護(デイサービス)はどのように選んだらいいの?」

「[認知症介護体験 1]介護離職して、家で出来る仕事を始める」

「[認知症介護体験 2]手押し車を押して、夜に徘徊」

「[認知症介護体験3]料理で火事寸前。早く死んでしまえばいいのに」

「[認知症介護体験4]認知症薬(ドネペジル)は効果なし」

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