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認知症により食品の区別がつかない祖母。イカと大根を間違える

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この記事は家で祖母の介護をしている女性に書いていただきました。

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食品の区別がつかない祖母1

 認知症の人は通常では考えられない事を行います。私の認知症の祖母は料理を作っているときにいつもハチャメチャな事をしていました。食材の区別ができなくなる事が多々あったのです。最初は砂糖と塩を間違えるくらいだったので、「ヤダーおばあちゃん間違えちゃったわ」と自分の非を認めていました。これくらいであれば普通の人にもありますから、気にしていなかったのですが….。

 しかし、徐々にエスカレートし、笑えなくなってきました。
私が大根の漬物とマグロとイカの冊(ブロック)を買ってきて冷蔵庫に入れておいたのですが、夕食の時に切ろうと思ったら既に切ってあり、マグロの横に大根の漬け物が細切りになって並んでいたのです(マグロは通常通り切ってありました)。どうやら、大根の漬け物をイカと思ったようです。そしてイカが切り刻んで捨ててあるのです。私が「なにこれ?」と言うと、「この大根、腐ってふにゃふにゃで」と普通に言うのです。もう、何がなんだか分からなくなりますが、祖母の頭の中では食品の名前と形が一致しなくなっていたのだと思います。

 しかし、その後、祖母はふと正常に戻ったのですが、私に対して「勿体ない。魚の区別つかないなんて、病院行って頭を検査してきなさい」と騒ぎ立てました。祖母は自分がやったこととは思っていないのです。私もキレて言い返すと「あんた人のせいにするなんて最低だ」ともう話になりませんでした。

食品の区別がつかない祖母2

 食品の区別がつかない例は他にもあります。保存してある場所も違うのに味噌とぬかを間違え、ぬか汁を作り、具もぬかで漬けている野菜でした。何処かへ行き、戻ると「あんたこれぬかよ 。味噌じゃないの分からないの?」と急に正常に戻るのです。そしてまた私がやったと思い「バカね」と私を非常識人扱いするのです。最初は、私のせいにされ、馬鹿にするので、怒って言い返していましたが、もう言い返すのも疲れ果てていました。

物の区別がつかない祖母

 食品の区別がつかないだけではなく、洗濯洗剤と入浴剤を間違えることも多くありました。洗濯物の洗い上がりが入浴剤の臭いでおかしいと思い、行動を見ていたら入浴剤を大量に洗濯機に入れていました。そして、洗剤をお風呂へ投入していたので、私が「何入れてるの?」と聞くと「最近この入浴剤臭いはいいのよね」と言ったので、私が「これ洗剤よ」と言うと「ふーんこれ洗剤なの」とその場を素直に去る事もあったので、自分でもどうなっているのか分からなくなっていたのだと思います。祖母は自分でやったことの非を認めず人のせいにしますが、たまに自分がやった事が間違えてると認識できる時があるのです。

 失敗して落ち込んでる祖母の姿を見ると、強めに指摘してしまう自分の対応に反省してしまいますが、次々と同じことをやるので、私はもう見張って居るのに精一杯でした。

 またこれらの失敗をしっかり覚えていて、近所の人に「この子は常識知らずで、味噌とぬかを間違えるのよ。笑っちゃうでしょ」と言いふらすので私は、ちょっとした非常識な孫で有名になりました。子どもなら教えてあげればそのうち出来るようになりますが、認知症の場合は正そうと思っても無理で、受け流すしかないと思いました。

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[参考記事]
「認知症の祖母の徘徊(横浜から伊東へ)と暴言、暴力について」

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