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認知症の高齢者が運転して起こす交通事故でも実刑になることがある

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最近、高齢者の運転による悲惨な交通事故のニュースが多いのは皆さんもお気づきだと思います。
このような事故がなぜ減らないのか。
理由は認知症なのに運転をしている、身体能力(運動神経)が衰えているのに運転をしている高齢者が増えているからです。
高知大学が認知症の診断を受けた約7300人を対象にした調査を行なっていますが、認知症の診断後も運転を続けていた高齢者は11%いたという結果を発表しています。
11%というと約800人ですから、これはかなり多いです。
そして、この中の16%が何かしらの事故を起こしていたそうです。
認知症なのに診断もされず車を運転している高齢者の調査があるとすると、この数はもっと増えるでしょう。

高齢者の事故はアクセルとブレーキを間違えたケースが多いですが、この中の何割かも認知症の可能性があると私は思っています。

認知症による事故

ニュースの記事を読むと明らかに認知症の高齢者が起こした事故だと分かるものもあります。
例えば
〇今年の10月、横浜市で車を運転していた80代の男性が登校していた小学生の男の子をはねて死なせてしまった事故がありました。
この男性はどうやって事故現場まで来たのか覚えていないという。
警察が追及しても何を言っているのか分からないというから明らかに認知症でしょう。
警察でこの男性に対して認知症の検査をするようですが、結果はもちろん….。

〇今年の11月、東京・板橋区で認知症の80代男性が運転する車がコンビニエンスストアに突っ込んだという事故がありました。
事故の後、車から降りてからコンビニの店員に「タバコください」と言ったそうです。
この男性も認知症である可能性が高いでしょう。

幸い、人的な被害はありませんが、一歩間違えると人が死んでいたかもしれません。

最初に紹介したニュースは聞いていて心が痛くなりました。
命の重さに上も下もないですが、後数年で亡くなる高齢者とこれから人生が始まる小学生。
しかも、認知症の高齢者に引かれてしまうという理不尽さ。
私は70代と80代の高齢者には免許を更新させるべきではないと思っています。
つまり、免許を取り上げるべきです。
これは社会のためでもあるし、家族のため、高齢者本人のためでもあります。
2012年に認知症の70代の男性が小学生を引いて殺してしまった事故がありましたが、この男性には実刑の判決が出ています。
70才や80才になって刑務所で暮らすって情けないですよね。
それと「家族のため」と言ったのは認知症の身内が起こした事故でも家族に責任が問われるケースがあるからです。

要は裁判を起こされた場合、賠償金の支払いを家族がするはめになるかもしれません。

認知症ではないにしても高齢者は運動神経がだいぶ弱くなっています。
つい先ほどのニュースでも東京都立川市の病院の構内で、83才の女性が運転する車が30代の男女二人を引いて死亡させるという事故を放映していました。
この女性は「ブレーキとアクセルを間違えた」と言っているようですが、このような事故の場合、認知症の可能性もあるのではないでしょうか。
何も考えないでも運転できるのは「手続き記憶」があるからで、他にも自転車の乗り方や電話のかけ方も手続き記憶に入ります。
この手続き記憶は長期記憶の一種ですが、認知症が進行していてもなかなか失われません。
認知症の方はつい先ほどのことを忘れてしまうという短期記憶から弱くなっていきますが、手続き記憶まで影響が出てくるのは通常、後の話です。
ですので、この事故を起こした女性は相当認知症が進んでいたとも考えることができます。
情報が少ないので、あくまで予測ですが。
とにかくもう、これ以上若い命を失わせるのは止めて欲しい。
若いということは人生これからなんです。
それをもうすぐ人生を全うするお年寄りに殺されるというのは居たたまれません。

今は独居老人が増えていますので、注意してくれる人が誰もいない場合もありますが、もし家族の方に認知症の高齢者、もしくは70代、80代意高齢者がいるならば今すぐ免許証と車のキーを取り上げるべきだと私は思います。
私の祖母は79才ですが、認知症の症状もなく、まだまだ運転もできます。
しかし、私が説得をしたら、運転免許と車のキーを私に預けてくれました。

[参考記事]
「認知症なのに運転して大丈夫?」

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