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認知症と間違われる病気とは。誤診に気を付けて

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認知症と似たような症状を持つ病気を認知症だと判断されてしまう可能性が残念ながらあります。
これは医師の知識と経験不足から起きるものです。
認知症ではないのに認知症の薬を処方された場合、当たり前ですが悪化するケースが多いです。
ですので、親や知り合いが認知症になった場合、「もしかしたら誤診されているかもしれない」という意識を持ってください。

特に認知症と間違われる病気は以下の3つです。

①慢性硬膜下血腫

頭蓋骨の内側に硬膜と呼ばれる「脳を衝撃や細菌感染から守っている硬い膜」があるのですが、その膜と脳の間に血が溜まる病気を慢性硬膜下血腫といいます。
この血の塊が脳を圧迫して頭痛、記憶力の低下、言葉が出にくいなどの症状を起こします。
慢性硬膜下血腫は転倒などして頭を打ったことが原因です。
数週間後や数か月後に発症しますので、本人は頭をぶつけたことを忘れている場合もあります。
慢性硬膜下血腫は手術により症状の回復が見込めます。

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②正常圧水頭症

脳には「髄液」と呼ばれる「栄養分を供給したり、脳の中のゴミを排除するための液」があります。
この液は
側脳室 第三脳室 第四脳室などを流れているのですが、くも膜下出血などがきっかけになり、これらの脳室に滞留する場合があります。
滞留するとそこに溜まった液が周りの脳を圧迫するようになります。
その結果、記憶力が悪くなったり、歩くときにふらついたり、尿漏れなどを起こします。
正常圧水頭症は手術により症状の回復が見込めます。

③甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンが不足することで起きる病気です(特に女性に多い病気です)。
甲状腺ホルモンは細胞の入れ替りに重要な役割を果たしていて、このホルモンがないと皮膚や骨などの全身の細胞が新陳代謝出来ません。
その結果、記憶力の低下やだるさを感じるなどの症状が現れます。
甲状腺機能低下症は薬剤により治療が行われます。

以上3つの病気について説明しましたが、記憶力の低下など認知症に似た症状を持つ病気ですので、誤診の可能性があるということだけは覚えておいてください。

[参考記事]
「認知症状の進行は止められるの?」

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