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外国人が介護施設で働くことは可能なのかを考える

 

 介護の人手不足という事で、現在外国人が日本の介護施設で働く事が増えてきています。知人が働いている施設でも外国人受け入れを始めました。話しを聞くと「認知症の人や統合失調症の人が、外国人を見ただけで落ち着かなくなり大変だ」との事です。

 今後、外国人が介護施設で働くことは可能なのか考えていきたいと思います。

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問題点

 外国人受け入れには様々な問題があります。逆にその問題点が解決できれば、外国人受け入れ政策が可能になります。

 問題点として、①言葉の壁②文化の壁③見た目の壁④将来の事があげられます。一つ一つ考えていきたいと思います。

①言葉の壁

 言葉に関しては、ある程度の日本語が話せる方がいます。ただ、現在地域密着サービスが推進される中、外国人に地域訛りを習得する事は可能でしょうか?

 標準語でも違和感なく話せる外国人が少ない中、更に地方訛りを習得するというのは至難の業と言わざるを得ません。

 ましてや、今後認知症の方が増える中、尚更、重要なのは介護福祉士という技術と知識ではなく、地元の言葉を話す事により安心感を与える事だと考えます。

 地元の言葉を話す事によって、認知症の方が安心し、昔の思い出を引き出す事にも繋がるからです。

 よって、言葉に関しては、よほど優秀な言語能力を持った方でないと、日本においての介護は難しいと言えるでしょう。

②文化の壁

 日本人の曖昧の文化というのは、外国人の方に理解するのは難しいのではないでしょうか?

 曖昧さという部分では、日本に近い国は外国には皆無といってよいでしょう。この曖昧さという日本の文化は介護において、重要な一つだと考えます。

 なぜなら、介護する側は曖昧さの中から、介護される側が実際に何を感じ行動しているか読み解くからです。例えば、日本人は、断りたい時でも、はっきり断らないという曖昧な文化があります。この文化を外国人が理解しないと、介護拒否と思われるようなケースが増えると考えられるでしょう。

 その他諸々の日本人特有の文化を外国人に習得するというのは、とても難しい事だと言わざるを得ません。

③見た目

 冒頭でも書かせて頂きましたが、現状は第1印象で外国人の介護受け入れは難しい状態だと言わざるを得ません。中には、ユマニチュードという認知症ケアを学んだ外国人を受け入れてくれる認知症高齢者もいる事でしょう。

 ただ、私が勤めている認知症対応型グループホームでの実体験で書かせて頂きますと、TVで外国人を見ただけで、戦争を思い出し、落ち着かなくなる高齢者が多いです。

 現在国際化が進んでいるとはいえ、これから高齢者になる方々は、まだまだ外国人に対する違和感は大きいのではないでしょうか?

 外国人の中でも、肌の色・目の色・体の大きさ等よっぽど日本人に近い方でないと、特に認知症介護は難しいと言えるでしょう。

④将来の事

 現在受け入れている外国人が、日本で介護の仕事を終えた後、素直に帰国されるのでしょうか?日本で生活保護が貰えている外国人がいる現状、そう簡単に帰国しようと思う外国人は少ないと考えざるを得ません。

 ましてや、今後更に少子高齢化が進む中、外国人が高齢になったら、外国人に年金を払い介護をしないといけません。

 日本の「財政危機」は本当か嘘かはおいといたとしても、目先の介護人手不足のために外国人を入れて将来更なる不安を増やす事は果たして良い事なのでしょうか?

 話しは、横道にそれるかもしれませんが、移民政策推進により、外国人が介護職を装ってテロを起こしに来る可能性も否定できません。今後、中東に居場所を失ったイスラム国の武装集団が、東南アジアのインドネシアやマレーシアといったイスラム教の国家ともいえる国に侵入する懸念があります。組織性が薄くなったイスラム国の兵士が、日本に入国しやすくなれば、テロの危険が増えるのは当然です。

 これら4点を挙げただけでも、外国人が介護施設で働く事は難しいと言わざるを得ません。

今後の課題

 日本の介護不足の解決策が外国人受け入れのみしかないのであれば、改善点を考えるしかありません。

 現在、他に方法はないのでしょうか?

 今これだけAI(人工知能)が進化している中で、機械を使った技術で介護不足を解消する方向に力を注ぐ事は出来ないのでしょうか?あと、27年もすると、シンギュラリティと呼ばれる、人工知能が人間を上回る時代がきます。

 現在の介護ロボットでも、身体介助等、介護職員の負担を減少させる事は十分に可能です。

 将来の事を考えると、外国人受け入れより、人工知能を含めた機械技術進歩に力を入れるべきだと私は考えます。

[参考記事]
「移民政策を推進する自民党安倍総理の危険性」

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