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認知症の中でも一番多いアルツハイマー型認知症の症状は?

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今回は認知症の症状で一番多いアルツハイマー型認知症について説明します(世界で認知症の人が5000万人いますが、その内の7割がアルツハイマー型認知症)。
アルツハイマー型認知症は「認知症の原因疾患の代表的な4種類」に書いたように神経細胞が壊れたり、海馬の委縮が原因です。

アルツハイマー型認知症は脳内(頭頂葉や側頭葉後部)にアミロイドβやタウという蛋白質が溜まることで神経細胞が壊れたり、記憶の中枢である海馬が萎縮することが原因です。

アルツハイマー型の特徴としては、いつの間にか発症し、そして緩やかに進行するため気づかないうちに認知機能が低下していきます。

このアルツハイマー型認知症の代表的な症状を9つ紹介します。

①学習・記憶力の低下

学習・記憶力の低下は
〇何度も同じことを繰り返したり、尋ねたりします。
〇薬を飲んだことや食事をしたことを忘れる
などの症状です。

②見当識障害

見当識障害は「時刻や年月日」「今自分がいる場所」「一緒に話したり、食事をしている相手」など今現在の状況が分からなくなることです。
「時刻や年月日」に関しては時刻→日付→年→月という順番に分からなくなります。

③失語

失語は今までに使っていた言葉が出にくくなることにより、人と会話ができなくなったり、相手が話している内容を理解できなくなります。

④失認

人は視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚といった五感を通して外界と関わっています。
しかし、失認の障害を持っている人は五感のいずれかが脳の損傷(もしくは変性)により損なわれているため、対象を認知できません
ですので、自分の子供を妻だと思ったり、電話の音の意味が分からなくなったり、いつも歩いていた道なのに迷ったりします。

⑤失行

失行は身体的に問題はないのに目的に合った行動ができない事です。
例えば洗濯機の使い方、服を着る方法、歯の磨き方などこれまで出来ていた行動が難しくなります。

⑥実行機能障害

実行機能障害は計画を立てながら手順を踏み、目的を達成する事が出来なくなります。
例えば料理をする場合には「野菜を切って、次にガスを付けて」など手順を決めないと出来ませんが、この一連の動作が難しくなります。

⑦心理症状

心理症状は
「不貞妄想、被害妄想、嫉妬妄想といった妄想」
「悲しさ、虚しさ、寂しさなどによる不安」
「状況を理解できない事による衝動コントロールの障害(怒ったり暴力を振るう)」
などがあります。
例えば配偶者が浮気してると思ったり、寂しさの余り家族に付いて回るなどの行動が見られます。

⑧知覚障害

知覚障害になると幻聴、幻視、幻触、体感幻覚などが起こり、死んだ人が見えたり、死んだ人の声が聞こえたり、虫が体を這っているように感じたりします。

⑨睡眠障害

睡眠障害は昼夜逆転し、夜間に目が覚めたり、日中に眠くなって寝るようになります。
以上アルツハイマー型認知症の9つの症状を紹介しましたが、最初にお伝えしたように認知症ではなく脳炎やパーキンソン病などの病気の可能性もありますので、専門医に診断してもらいましょう。

[参考記事]
「よく使用される認知症テストは2種類。長谷川式簡易知能評価スケールとMMSE」

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