父に嘘を言って認知症の検査を受けさせました
今回は40代の男性に記事を書いていただきました。 ……………………….. ■父が認知症になりました。 よく、「早期発見」と言いますが、少し様子がおかしいとは思っていましたが、早期に受診させるという...
今回は40代の男性に記事を書いていただきました。 ……………………….. ■父が認知症になりました。 よく、「早期発見」と言いますが、少し様子がおかしいとは思っていましたが、早期に受診させるという...
「認知症の日常生活自立度」という言葉を聞いたことがありますか?家族介護者の場合はあまり聞く機会が無いと思います。ケアマネジャー以外の介護職員でもあまり馴染みがありません。 それ以外で見聞きし使ったことがあるのは、認知症介護実践者研修や認知症ケア学会誌・認知症ケア事例ジャーナル等への寄稿等で事例発表をし...
どのような状態だと受診した方が良いのか 軽度認知障害の程度であれば自分のことを「少し変だな」と客観視することも可能ですが、認知症が進んでくると記憶を忘れていること自体を忘れているので、セルフチェックも出来ません。 今回は「認知症かどうか分からないけど、少し不安」という人向けのチェックリストを作成しました。どのような...
鬱病になると認知症に似た症状(周辺症状)が出る場合がありますが、医師の中には鬱病や認知症の知識がない人もいるため、鬱病を認知症と診断してしまう可能性があります。NHKが約1600人の認知症専門医にアンケートを取ったところ、26%の医師が鬱病を認知症と誤診しています。これは他院で認知症と診断された人を改め...
認知症と似たような症状を持つ病気を認知症だと判断されてしまう可能性が残念ながらあります。これは医師の知識と経験不足から起きるものです。認知症ではないのに認知症の薬を処方された場合、当たり前ですが悪化するケースが多いです。ですので、親や知り合いが認知症になった場合、「もしかしたら誤診されているかもしれない...
親や兄弟が認知症だと「もしかして自分も認知症になるのではないか?」と不安に思いますが、遺伝が疑われている認知症として「家族性アルツハイマー型認知症」があります。現時点で数種類の遺伝子が特定されていて、その遺伝子の変異が原因だとされています。家族性アルツハイマー型認知症は通常のアルツハイマー型認知症と比べ...
認知症に関するサイトを見て私が思うことは「認知症薬について良いことしか書かれていない」ということです。ですので、この記事では認知症薬の良くない情報を中心に書いていきます(良い情報は他のサイトを見てください)。 初めに医学雑誌に載ったアリセプト(ドネペジル)に関しての研究を紹介します。簡単に結論を述べると「偽の薬(ビ...
認知症を診断する際には「認知症の診断方法はどのようにするの?」で説明したように「問診」「認知症テスト」「画像診断」を行ないます。今回はこれらの検査以外の「血液検査と遺伝子検査」にスポットを当てて説明していきます。 まず初めに血液検査について説明します。 ①血液検査 血液検査ではMCIと...
認知症かどうかを調べる場合、どの科で、どのように診断していくのかを説明します。 認知症の診断はどの科で行っているのか 認知症を扱っている科は病院によって違いますが、分かりやすい例で言えば「物忘れ外来」などの名前が付いています。その他にも「精神科」「脳神経内科」「神経内科」「老年病科」「認知症科」「老年...