廊下で放尿する認知症女性に対する対応。介護士のアイデアにより解決
認知症の人の周辺症状は様々ありますが、今回ご紹介する事例はトイレ介護に関する実体験です。 私が勤めている認知症のご利用者様は「トイレで排尿せず、廊下の決まった場所で排尿してしまう」ため、その対応策に介護士チームは苦労しました。 では一体、介護士チームはどんな対応策をとったのでしょうか?ご紹介していき...
認知症の人の周辺症状は様々ありますが、今回ご紹介する事例はトイレ介護に関する実体験です。 私が勤めている認知症のご利用者様は「トイレで排尿せず、廊下の決まった場所で排尿してしまう」ため、その対応策に介護士チームは苦労しました。 では一体、介護士チームはどんな対応策をとったのでしょうか?ご紹介していき...
90歳代男性。トイレで排尿をする際は立って済ませようとするが、勢いがない為に毎回と言っていいほどスボンに引っ掛けてしまう。昔からのこだわりで、ズボンの下にズボン下、そしてお腹を冷やさない様に2メートル程ある腹帯を巻く為に更衣が大変で、職員、本人共に大きなストレスとなっている。 この日も、Fさんがフロア...
認知症の人でよくあるのが「拒否」です。「大丈夫」「今はいい」「お風呂は入らない。昨日入ったから」と何かと理由をつけて拒否をします。 施設やデイサービスの場合、当然ながらこの言葉を鵜呑みにして何もしないって事はありえません。さてそれではどうすればいいのか??? 様々な拒否の中から今回は「トイレ誘導の拒...
特別養護老人ホームに入所して3年になるEさん。年齢は86歳、女性、要介護4です。自宅に居る時に脳梗塞で倒れ、入院後特別養護老人ホームへ入所されました。 脳梗塞の後遺症で左上下肢に麻痺があり、車イスで生活されています。夜間はオムツを使用していますが、尿意はあります。定時のトイレ誘導が5回の他に、7~8回トイ...
認知症の症状を持つ被介護者が介護に抵抗することは多々あります。今回お話しするのは、トイレ介助をされるのを嫌がったMさん(女性・83歳)の例です。 Mさんの身体症状は、膝が弱く、つかまり立ちするのがやっと・移動には車いすを使い、椅子に座る際も介助が必要な状態でした。 Mさんは排泄時には居室内のポータブ...
これまでの経緯 自宅で生活されている80代のAさん女性は、長男との二人暮らしのため、長男が就労のため外出する日中は、いわゆる日中独居となる生活を送っています。 自宅での身の回りのことは自ら行えている状況でしたが、認知症による記憶障害が確認できているため、この進行予防を主な目的として週に2回の通所介護...