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脳血管性認知症により感情の起伏が激しい人への対応

脳血管性認知症により感情の起伏が激しい人への対応

   介護施設で働くなかで認知症を患っている人と関わることも多いですが、その症状の程度は様々でした。症状が軽い人であれば物忘れや施設内で迷子になる程度でした。しかし重度になると行動の抑制や判断力が落ちる結果、突発的な行動が増えたり、暴力や妄想なども出現します。  今回は認知症を抱える人との関わり方についての実...

一人暮らしの脳血管性認知症の男性が老人施設へ入所するまで

一人暮らしの脳血管性認知症の男性が老人施設へ入所するまで

  この記事は訪問介護のヘルパーさんに書いていただきました。 …………… 今回は脳血管性認知症であるBさん(男性)のお話をします。Bさんは、沖縄県にある小さな島に長男として生まれました。ご両親が早くに他界されたため、妹や弟の生活の面倒をみながら、生計...

独居で在宅生活を送る認知症高齢者と別居の家族

独居で在宅生活を送る認知症高齢者と別居の家族

   Sさん(78歳、女性)は、脳血管性認知症です。10年前に夫を亡くし、以降独居を続けています。娘さんが二人おりますが、どちらも20年程前に嫁いでいます。長女は県外へ、次女は県内に嫁いでいますが、車で1時間以上かかるため、Sさんの住む実家へ来られるのは1~2か月に1度くらいです。  Sさんは数年前に脳梗塞を...

脳血管性認知症による暴力に対する対応には限界がある

脳血管性認知症による暴力に対する対応には限界がある

  介護施設で問題老人といわれ続けたYさんの実例  認知症にはいくつかの種類分けがありますが、その中でも脳血管性認知症による暴力行為、セクハラ行為などで複数の介護施設で問題老人とされ、たらい回しになっていたYさん(男性)の実例です。  Yさんは私が出会った当時は67歳で、勤務していたデイサービスではとても若く...

認知症による徘徊と見当識障害のある女性に対する対応

認知症による徘徊と見当識障害のある女性に対する対応

   Kさん(98歳・女性)は、脳梗塞の後遺症による脳血管性認知症が顕著に見られるようになり、在宅では見守りが出来ないとのことで施設に入所されました。  入所時の情報では、「帰宅願望はあるが、家に帰れないことは分かっているため、話をする相手がいると落ち着く」と聞いていました。  入所当日より車椅子を歩行器代わ...

認知症の人が食事を食べてくれない時の対応(実例)

認知症の人が食事を食べてくれない時の対応(実例)

   Bさんは90歳代の男性で、5年前に脳梗塞で倒れ、右半身麻痺の後遺症が残り、自宅で家族の支援を受けながら生活をしていました(脳梗塞が原因の脳血管性認知症も患っています)。家族は奥さんと娘さん夫婦、孫が2人で、主な介護者は娘さんです。  Bさんは元々嚥下機能(飲みこむ機能)が悪く、しばしば誤嚥性肺炎を起こし...

息子の妻が殺害され、統合失調症と脳血管性認知症に(実例)

息子の妻が殺害され、統合失調症と脳血管性認知症に(実例)

   Aさん(75歳男性)は、過去に事件に巻き込まれたときの精神的ショックで統合失調症となりました。その事件というのは、車で10分ほどの地域に住んでいる息子夫婦が逆恨みによる事件に巻き込まれ、息子の妻が殺害されたのです(大きすぎる内容のため個人ファイルには記録としては残していません。奥様から直接お聞きしました...

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