夜間に徘徊を繰り返す認知症の人への対応。原因は夫との思い出
Iさん(80歳女性)はアルツハイマー型認知症の発症で特別養護老人ホームに入所することになりました、75歳を過ぎたころから忘れっぽくなったことを機に認知症状が出始めました。 認知症が進行するにつれ徘徊を繰り返すようになったことから、家族が家を留守にすることもできなくなったことから施設に入所することになり...
Iさん(80歳女性)はアルツハイマー型認知症の発症で特別養護老人ホームに入所することになりました、75歳を過ぎたころから忘れっぽくなったことを機に認知症状が出始めました。 認知症が進行するにつれ徘徊を繰り返すようになったことから、家族が家を留守にすることもできなくなったことから施設に入所することになり...
Cさん(女性)はアルツハイマー型認知症を患っており、介護付き有料老人ホームに入居する事になりました。 記憶障害だけでなく、見当識障害が強く見られており、自宅で生活している時も親せきや家族の事もわからなくなってしまいました。また、家の中にいるのにも関わらず、「自宅に帰る」と外へ出てしまうような状況でした...
初めて老健のショートステイを利用することとなったMさん(女性 89才)。Mさんは重度のアルツハイマー型認知症で、既往として足を骨折しています。歩くのには介助が必要な状態です。 コミュニケーションはその場の簡単なやり取りは成立しますが、複雑な話などは理解することが難しいです。普段は日中、デイサービスに通っています。今...
Dさん(70代男性)は介護度2でデイサービスを週3回利用し、妻との2人暮らしです。前頭側頭型認知症の診断は受けていたのですが、特に問題行動がなく過ごしていました。 デイサービスも男性利用者が多いという珍しい所で、囲碁や将棋、マージャンなどを楽しくしていました。身体状況も自立し、日常生活も支障なく過ごし...
こちらで紹介させていただくのは特別養護老人ホームで暮らすTさん50代。比較的軽度の若年性認知症の男性です。これといって目立った周辺症状はありませんが、入所時から表情が硬く、塞ぎ込みがちで言葉でのコミュニケーションが取りづらい方した。奥さんと娘さんが面会に来てくださることが多かったですが表情が変わることは...
夜中になると認知症による幻覚や幻聴に悩まされるHさん(84歳・男性)。身内もおらず、お一人で暮らされていました。 私は地域の相談員をしているのですが、ある日、近所の方から「最近Hさんが夜中に『火事だー!!』と叫んだりフライパンを鳴らしたりしてうるさい。どうにかならないか。」と電話がありました。 とり...
特別養護老人ホーム入所するOさん65歳、女性。Oさんの奇行は独居で在宅生活を送っていた3年前に出始めました。毎日、同じ時間に近所のコンビニへ通う。そして、ちくわやチョコレートなど、いつも同じものを万引。悪びれる様子もなく万引きをするOさん、異変を感じたコンビニ店員は警察へ通報。 隣町に暮らす長女は警察...
この記事では認知症の人の「こだわり」についてお話しさせていただきます。これは特徴的な症状として表れることが多いです。今回はバッグにこだわるAさんの事例を紹介します。 Aさんは、認知症でグループホームに入居しています。最初はご家族と同居していましたが、自分たちの生活もあり、付きっきりで介護するのは大変な...
Aさんは夫を亡くしたあと、自宅で一人生活をしていましたが、認知症の中核症状に当たる記憶障害や見当識障害が見られるようになってきました。 自宅で一人過ごすのを心配したAさんの家族は、ケアマネジャーに相談し、老人ホームに入居する事になりました。 優しい性格で、施設入居にも抵抗がない Aさん記憶障害や見当...
入浴拒否をする。利用者様に対しての対応について 利用者の拒否の中でも排泄拒否に続く、私の中で2番目に大変なのは入浴拒否です。 それは何故か?やはり利用者様の清潔を保たなくてはいけないという役割があるからです。特に介護老人保健施設では基本的には1週間での入浴回数は2回です。2回しかないのです。 入浴に...