認知症による徘徊、異食、幻覚の対応を祖父の在宅介護から学んだ
アルツハイマー型認知症のある祖父(70才)の話をします。祖母が亡くなってから、家に引きこもることが増え、近所の人との関わりもなくなりました。誰とも会話をしない、外に出ない、体を動かさない、という刺激のない生活を送っていた為か、症状は急激に進行してしまいました。 認知症を発症してしばらくは、ほとんどソフ...
アルツハイマー型認知症のある祖父(70才)の話をします。祖母が亡くなってから、家に引きこもることが増え、近所の人との関わりもなくなりました。誰とも会話をしない、外に出ない、体を動かさない、という刺激のない生活を送っていた為か、症状は急激に進行してしまいました。 認知症を発症してしばらくは、ほとんどソフ...
アルツハイマー型認知症の80代のW様(女性)は、軽度の認知症を患い、車イスを利用しています。そして、週3回、デイサービスに通っていますが、そこで起きた「異食行為」とその対策について説明します。 【施設での生活】 車イスを利用している為、職員の手を借りないと出来ない部分(入浴、トイレ)もありました。会話はし...
・入所までの経緯 70代女性のM様はアルツハイマー型認知症と診断され、数年前にご主人を亡くし、息子夫婦と同居をしていました。 ある程度の意思の疎通は可能でADL(日常生活動作)も「ほぼ自立」でしたが、徘徊がひどく家から何キロも離れた所で保護されることもありました。 鍵を閉めても自分で開けれるだけの能...
アルツハイマー型認知症で88歳の女性の方のお話をします。農家の長女として産まれ、専業農家へ17歳で嫁ぎ、3男2女に恵まれました。最初は長男夫婦と同居していたのですが、自宅周辺の徘徊や火の不始末などが増えてきました。 なんとか在宅で生活をと長男夫婦は介護をされていたのですが、早朝玄関先で転倒され、左大腿...
認知症の影響で起こる異食行為は必ず全ての方に生じる症状ではありません。しかし何の前兆も無く突然発生する事もあるため、認知症の方に対しては日頃の様子を注意深く観察する必要があります。今回は認知症の影響で発生した異食行為の介護体験談を紹介します。 ボールペンを食べ物だと認識してしまう 介護施設に入居してい...
認知症による異食や食欲不振は、生命維持に関わる事です。早急に的確な対応を取らなければ、遅れた時間に比例して生活の質を落としてしまうリスクが上がります。では、介護職員が異食や食欲不振についてどのように対応しているのかお伝えします。 ※異食とは食べ物以外の物を食べようとする行為です。 異食について 私はあ...