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認知症により買い物をし過ぎてしまう事の原因と対策

認知症により買い物をし過ぎてしまう事の原因と対策

   私の祖母は、4年程前から認知症にかかりました。祖父が亡くなってからは、祖母が1人暮らしとなりました。もともと家事や自炊をするタイプではなかったので、毎日テレビを見る事だけが生活の中心だったのだろうと思います。  祖母1人での生活が難しくなったので、週に2回程、孫である私が祖母を介護しています。介護をし始...

デイサービスで帰宅願望のある認知症利用者への対応。成功例と失敗例

デイサービスで帰宅願望のある認知症利用者への対応。成功例と失敗例

   A氏は認知症と診断名がついている女性です。認知症の症状としては周辺症状と比べて中核症状が強くみられている傾向にあり、特に短期記憶障害(最近のことを忘れやすい)、見当識障害(場所や時間、日付が分からない)が主とする症状でした。  自宅独居で生活されており、近隣の息子さん夫婦の協力を得ながら訪問介護サービス...

夜に裸で外出する認知症女性の徘徊を地域で支えた事例

夜に裸で外出する認知症女性の徘徊を地域で支えた事例

夜に裸で外出、徘徊を民生委員が発見  はじめにBさん(70代後半女性、独居、「要介護1」、認知症)の異変に気付いたのは民生委員さんでした。民生委員さんから「Bさんが夜になると裸で外を出歩いている」と、地域包括支援センター(以下、包括)の保健師に連絡がきたのでした。  Bさんはもともと要介護認定を受けていましたが、デイサ...

女性介護職員に抱きつく認知症の入所者に対する対応

女性介護職員に抱きつく認知症の入所者に対する対応

   認知症のYさん(77歳男性)は老人介護施設に入所しています。Yさんの症状は、特に時間認識と人物認識が困難なことです。私はYさんの身の回り全般のお世話をして4年目になります。  1年目はお部屋に伺う毎に、他の職員同様「お宅は誰ですか?」と聞かれました。Yさんは、施設に入る前の認知症の症状が出始めた頃から、...

医師も気づかなかった認知症が事故をきっかけに判明した事例

医師も気づかなかった認知症が事故をきっかけに判明した事例

  出会いの縁  ある日のこと、88歳男性が住む地域を包括するケアマネージャーから私の勤める訪問介護事業所へ、その男性(仮名:アキオさん)の生活介助に入ってもらえないだろうか?との相談がありました。  ケアマネージャーからの説明によると、アキオさんは奥様と息子様の三人家族で、アキオさんと奥様は一戸建て住宅で二...

生活保護の身寄りがない認知症の方を一人にさせない取り組み

生活保護の身寄りがない認知症の方を一人にさせない取り組み

   アルツハイマー型認知症の70代のA様(男性)の奥様は、強度の認知症と癌を患っていました。二人は生活保護世帯で、夫婦二人で認認介護生活を送っています。奥様はご主人に対しても誰だか分からない状態です。当然、ケアマネージャーや施設職員がご自宅に訪問した時も、「あんた誰」と大きな声で叫び、「早く出てって」、「早...

認知症が進行してもバカにしたり、赤ちゃん扱いをしないこと

認知症が進行してもバカにしたり、赤ちゃん扱いをしないこと

   養護老人ホームに入所されているTさん(87歳女性)は身体はとても元気な方ですが、認知症で要介護4が認定されている方でした。 養護老人ホームとは一体なにか  一般的な老人ホームのイメージとして特別養護老人ホームや老人保健施設(いわゆる「老健」と呼ばれているところ)を思い浮かべる方が多いと思いますが、養護老...

認知症になりたくない。予防することはできるの?

認知症になりたくない。予防することはできるの?

   認知症は今の医学では治療法がないため治すことはできません。「でも、認知症の治療をしているじゃない!」と思う方もいると思いますが、認知症の治療は治癒させるためではなく、進行を遅らせたり、家族にアドバイスを行うことがメインです。  やはり、できることなら認知症にならずに年を取っていきたいと思いますよね。そし...

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