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認知症の人が水分を摂取しない時にはゼリーが最適

認知症の人が水分を摂取しない時にはゼリーが最適

   認知症の人が失認などを原因として水分を摂取したがらない事例に遭遇したことはありますか?  認知症の多くは、高齢者であり、こまめな水分摂取で脱水予防することは健康維持という点ではとても大切です。しかし、認知症の人の中には、習慣により水分を欲しがらない、コップや湯飲みを認識できない(失認)、等々の理由で水分...

入浴を拒否される認知症の人へは美空ひばりの歌が効く?

入浴を拒否される認知症の人へは美空ひばりの歌が効く?

   今回は入浴を拒否される認知症の人への対応についてお話します。  認知症のIさん(80代女性)は、グループホームに入居してから3年の利用者さんです。  グループホーム入居前は一人暮らしをされていました。社交的な明るい性格で、認知症発症後も友人に会って活発に過ごされていましたが、金銭面でトラブルが続く様にな...

オムツ交換の拒否が強い認知症の人への対応。言葉を変えたら態度に変化

オムツ交換の拒否が強い認知症の人への対応。言葉を変えたら態度に変化

   普段は明るくニコニコなMさん(92歳女性)。Mさんは、1分前のことも忘れてしまうほど、かなり認知症の進行した人です。歩くことが出来ず日中は車イスで過ごすMさんですが、いつも笑顔を絶やさずとても元気。非常に気さくな性格で介護職員や他の利用者にも積極的に話しかけ、我が施設のムードメーカー的存在です。  そん...

認知症による帰宅願望が音読によって解決した事例

認知症による帰宅願望が音読によって解決した事例

 初めて老健のショートステイを利用することとなったMさん(女性 89才)。Mさんは重度のアルツハイマー型認知症で、既往として足を骨折しています。歩くのには介助が必要な状態です。  コミュニケーションはその場の簡単なやり取りは成立しますが、複雑な話などは理解することが難しいです。普段は日中、デイサービスに通っています。今...

認知症の人に対する「排泄のプライバシー」をどう守るか

認知症の人に対する「排泄のプライバシー」をどう守るか

   今回紹介するのは特別養護老人ホームで暮らすTさん。中等度の認知症のある70代男性です。Tさんは日中、歩行器で移動しており立位時、移動時には見守りが必要です。  一度見守りがないところで自ら立位を取り、転倒した経過があります。それ以降はTさんが立ち上がった時には職員が声をかけるようにしていました。  普段は温厚なT...

デイサービスを拒否する認知症の会計士が通所するようになった理由

デイサービスを拒否する認知症の会計士が通所するようになった理由

   Aさん(男性80代、脳梗塞後遺症(左麻痺))は数年前に脳梗塞を発症し、病院に入院しました。  発見が早かったのでスムーズに治療ができ、さらにリハビリもすぐに開始していたので身体状況も改善し、左に軽い麻痺が残る程度で杖歩行まで回復して退院しました。  もともと自宅ではソファーに横になってテレビを観ている生...

認知症の人の「安心や安全」を脅かす記憶は保たれやすい

認知症の人の「安心や安全」を脅かす記憶は保たれやすい

   この記事では「認知症の人は普段のことは良く忘れるのに、安心・安全を脅かす記憶は保たれやすい事例」をお話します。これは人に対してだけではなく、これからお話しするリハビリに関しても同じです。  認知症を発症した方の主症状として、程度に違いはあるものの短期記憶障害は常にみられると言っても過言ではないと思います...

認知症高齢者の失禁・失便を見つけた時の対応。排尿や排便間隔を分析

認知症高齢者の失禁・失便を見つけた時の対応。排尿や排便間隔を分析

   今回は認知症高齢者の失禁・失便を見つけた時の対応についての事例を紹介します。  Yさん(82歳・女性)は入居当時から認知症の症状がありました。でも日常生活には支障はなく、トイレもご自身で行ける方なので特に問題はありませんでした。  しかし、認知症が進行してしまい、トイレの場所が分からずに部屋の中で失禁や...

廊下で放尿する認知症女性に対する対応。介護士のアイデアにより解決

廊下で放尿する認知症女性に対する対応。介護士のアイデアにより解決

   認知症の人の周辺症状は様々ありますが、今回ご紹介する事例はトイレ介護に関する実体験です。  私が勤めている認知症のご利用者様は「トイレで排尿せず、廊下の決まった場所で排尿してしまう」ため、その対応策に介護士チームは苦労しました。  では一体、介護士チームはどんな対応策をとったのでしょうか?ご紹介していき...

前頭側頭型認知症の夫が万引きで警察に捕まりました

前頭側頭型認知症の夫が万引きで警察に捕まりました

   Dさん(70代男性)は介護度2でデイサービスを週3回利用し、妻との2人暮らしです。前頭側頭型認知症の診断は受けていたのですが、特に問題行動がなく過ごしていました。  デイサービスも男性利用者が多いという珍しい所で、囲碁や将棋、マージャンなどを楽しくしていました。身体状況も自立し、日常生活も支障なく過ごし...

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