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鬱病なのに認知症と診断(誤診)をする医師が多い

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 鬱病になると認知症に似た症状(周辺症状)が出る場合がありますが、医師の中には鬱病や認知症の知識がない人もいるため、鬱病を認知症と診断してしまう可能性があります。NHKが約1600人の認知症専門医にアンケートを取ったところ、26%の医師が鬱病を認知症と誤診しています。これは他院で認知症と診断された人を改めて認知症専門医が診察をしたところ、認知症ではなかったということです。一番危険なのは駅前によくあるメンタルクリニックです。手軽に通院できる代わりに誤診される可能性も高くなります。

 鬱病なのに認知症と診断されるとアリセプトなどの認知症の薬が処方されますが、そもそも病気が違うので効果はありません。それどころか鬱病が悪化する可能性もあります。なぜなら、アリセプトの副作用には「抑うつ」があるからです。これはすごく危険なことで、鬱状態が薬の副作用でずっと継続してしまうので、しまいには本当に認知症になってしまうかもしれません。考えても見てください。お年寄りが家の中でぼーっとして活動していないということは脳も体も使っていない状態にあります。入院した後に認知症が悪化するケースがありますが、これと同じようなことが起きる可能性があるのです。

誤診の原因は

 医師が鬱病を認知症と間違える原因は単純に鬱病や認知症の知識がないことが挙げられます。駅前のメンタルクリニックを始めとする医師は認知症を専門的に勉強している人は少なく、そもそも診断は難しいのです。認知症の専門医に診てもらうのが一番ですが、全国に2000人くらいしかいません。

 さらに言うと認知症と判断するまでも難しいですが、4つの型がある認知症の中でどれが該当するのかも間違いやすいです。アルツハイマー型認知症なのに前頭側頭型認知症と診断を受けて、アリセプトを処方された場合、悪化する可能性が高くなるのです。

 メンタルクリニックですとたった10分程度の問診で直ぐに薬を処方してしまうなんてことがありますが、こんな短時間で分かるはずがないのです。認知症の診断は長谷川式などの認知症のテストや脳の画像などで決定しますが、当然10分では終わりません。ですので、問診だけで認知症と診断をされた場合には本当に診断名が合っているか疑った方がいいです。もし、疑いのある場合、薬を飲む前にセカンドオピニオンで他の病院に行くことをお勧めします。それも認知症専門医のいる病院がいいです。

[参考記事]
「うつ病(老年期うつ病)と認知症の症状の見分け方は」

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