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認知症の母に虐待してしまうのを避けるため老人ホームを決断

認知症の母に虐待してしまうのを避けるため老人ホームを決断

今回の記事は家で認知症の母親を介護している40代の女性に書いていただきました。 …………………………  母が認知症と診断されて3年が過ぎた頃、深夜にパジャマ姿で徘徊をしてどこかで転んでしまい大怪我をしたことがありました。3週間ほどの入院ですみましたが、それ以降、自分から出かけることが減ってきました。  週に1回習いに行...

認知症の母は雪の日の徘徊でケガし、脳内に出血が

認知症の母は雪の日の徘徊でケガし、脳内に出血が

  今回の記事は家で認知症の母親を介護している40代の女性に書いていただきました。 「認知症の母が幻覚で見える少女と話していてゾッとしました」の続きです。 ………………………….. 警察官の訪問  母が認知症と診断されて3年がたった頃のことです。家の中でうろうろすることはあっても、外で迷子になるようなことはな...

認知症の周辺症状から起こる徘徊や暴力への対応の仕方(実例)

認知症の周辺症状から起こる徘徊や暴力への対応の仕方(実例)

   デイサービス利用者のFさん(78歳)は、会計士の仕事をされていた方でした。元来のFさんの細やかな性格と前職の精密さを求められる仕事内容とが相まって、認知症発症後は神経質な精神状態が続いていました。例えば後で詳しく説明しますが「財布のお金が〇〇円足りない」「薬は毒ではないか」と疑い深い言動がよく現れていま...

認知症入居者のオムツ交換に苦労したが、ある方法で即解決

認知症入居者のオムツ交換に苦労したが、ある方法で即解決

   今回は特別養護老人ホームに入居されているTさんについて書きたいと思います。Tさんは70代後半で要介護度3のアルツハイマー型認知症の男性です。  普段、Tさんは嫌なこと(水分補給や入浴など)はご本人のペースでしかされない頑固な側面があります。足腰に関しては手引き歩行で歩くことは可能で、気分の良い時には職員...

水商売で生きてきたアルツハイマーの女性が彼氏に金を渡すように

水商売で生きてきたアルツハイマーの女性が彼氏に金を渡すように

   現在、私がケアマネジャー(介護支援専門員)として関わっている方の中に、若い頃から水商売の世界で生きてきたAさん(69才の女性)がいます。その方は数年前に若年性アルツハイマーを発症し、それによって仕事が困難となって、切り盛りしていたお店を娘に譲り引退しました。  その後は自宅で過ごしていましたが、尿失禁や...

[認知症介護]自分の便を食べる異食行為に対する対策(実例)

[認知症介護]自分の便を食べる異食行為に対する対策(実例)

   アルツハイマー型認知症で88歳の女性の方のお話をします。農家の長女として産まれ、専業農家へ17歳で嫁ぎ、3男2女に恵まれました。最初は長男夫婦と同居していたのですが、自宅周辺の徘徊や火の不始末などが増えてきました。  なんとか在宅で生活をと長男夫婦は介護をされていたのですが、早朝玄関先で転倒され、左大腿...

[認知症介護]筋力低下を防ぐために介護職員が実施した策

[認知症介護]筋力低下を防ぐために介護職員が実施した策

   認知症を患うTさん(女性85歳)は9年前に旦那さんを亡くしており、現在はデイサービスを週に5日間利用しており、家族と同居しています(孫(長男)と二人暮らし)。他の家族や兄弟は遠方で生活しており、なかなか面会できない状態が続いています。 Tさんの症状としては主に 「下肢筋力が低下している件」 「覇気がない...

[認知症介護]偽薬を使った対応で周辺症状が軽減された実例

[認知症介護]偽薬を使った対応で周辺症状が軽減された実例

   私の勤務している介護療養型医療施設ではユニットケアを実践しており、病床数42、4ユニット10~11名で構成されています。そこで過ごされているTさんは現在92歳、女性の方です。基礎疾患として、脳血管性認知症・高血圧症・脳梗塞があります。  最初の頃は自宅で一人住まいでしたが、脳梗塞にて倒れているところをた...

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