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夕方に物盗られ妄想を繰り返す認知症の人への対応事例

夕方に物盗られ妄想を繰り返す認知症の人への対応事例

   認知症高齢者の中には、例えば数十年も前に使っていて現在ない物に対して「盗まれた!」と身近な人のせいにして罵声を浴びせる事があります。御家族や介護者にしてみれば、「一生懸命に介護しているのに、なんでそんな事言われないといけないの?」と介護が嫌になることもあります。この言動は認知症のせいだと頭では分かってい...

デイサービスにおける認知症の男性と女性の違い

デイサービスにおける認知症の男性と女性の違い

 この記事ではデイサービスでの認知症の男性と認知症の女性の違いについてお伝えします。 男性利用者と女性利用者の違い  認知症の方の中でも女性利用者達は一様にコミュニケーション能力が高いように思います(例外もありますが)。初めてのデイサービスへの通所で緊張していても、初めて会った人達に「今日はいい天気ですね」の一言で、話...

認知症が原因で片付けられない人への対応

認知症が原因で片付けられない人への対応

   認知症があるHさん(93才女性)が、認知症グループホームに入居したのは2年前のことです。認知症には、環境の変化が良くないと言われています。そのため、グループホームでは、入居の際、使い慣れた家具を持ち込んで頂くことが多いです。  Hさんの入居の日にも、Hさんの家具が運び込まれました。驚いたのは家具や洋服な...

失語の認知症高齢者とジェスチャーでコミュニケーション

失語の認知症高齢者とジェスチャーでコミュニケーション

   介護付き有料老人ホームで今年からヘルパーの仕事をしている21歳です。私の施設の認知症高齢者kさんは全く言葉が通じなくて、自分の名前、トイレなどの名称も分かりません。つまり認知症の中核症状である失語の症状が現れています。失語があるので、言葉でのコミュニケーションは非常に困難です。  例えば、私がkさんと一...

認知症による徘徊、異食、幻覚の対応を祖父の在宅介護から学んだ

認知症による徘徊、異食、幻覚の対応を祖父の在宅介護から学んだ

   アルツハイマー型認知症のある祖父(70才)の話をします。祖母が亡くなってから、家に引きこもることが増え、近所の人との関わりもなくなりました。誰とも会話をしない、外に出ない、体を動かさない、という刺激のない生活を送っていた為か、症状は急激に進行してしまいました。  認知症を発症してしばらくは、ほとんどソフ...

認知症による帰宅願望が仏壇のお陰で収まった事例

認知症による帰宅願望が仏壇のお陰で収まった事例

 ある家族から認知症の相談を受けました。それは「おばあちゃんは家族と普通に生活していたのにだんだんと物忘れが多くなり、おかしいなと思って病院に連れて行ったところ、認知症と診断を受けました。店を自営していることもあり、家族ではこれからおばあちゃんの面倒を見ることは出来ない。どうにかしてほしい」と、その家族さんは我々のグル...

認知症による徘徊で行方不明に。徘徊に対する対応とは

認知症による徘徊で行方不明に。徘徊に対する対応とは

   70代の女性利用者Bさんは1年前までご自宅で生活されてきました。認知症による徘徊がありましたが殆どが自宅周りのみで特に事故やトラブルもありませんでした。しかし認知症が進行するとともに徘徊が酷くなってきました。  ご家族によるとタクシーで遠方まで行き高額請求をされることもあったそうです。受け答えはしっかり...

介護拒否と躁うつ病による危険行動がある認知症の人への対応

介護拒否と躁うつ病による危険行動がある認知症の人への対応

   Fさん(76才 女性)は、軽度のアルツハイマー型認知症と躁うつ病を抱えています。娘さん夫婦と暮らしていましたが、隣の家の庭でお札を燃やしたり、生ゴミを家の周りに撒き散らしたりして、近所の方々にも迷惑をかけてしまい、娘さんも対応できないとのことで、2年前に認知症グループホームに入居となりました。  入居後...

失認などにより食事ができない認知症の人への対応

失認などにより食事ができない認知症の人への対応

   食べ物であると認識ができなくなる失認や食べ方が分からなくなる失行を抱えると当然、食事をすることが困難になります。今回はその対応についてお話しします。  K様(女性95歳)は、肩に障害のある長男が自宅での介護を続けていくのが困難になったのを期に、介護付き有料老人ホームへ入居されました。K様は、3男2女を育...

認知症になってから性格が良くなることはあるの?

認知症になってから性格が良くなることはあるの?

  20代の女性に認知症の家族のことを書いていただきました。 ………  祖父の身体は丈夫で七十代になっても足腰はしっかりしており、健康状態も良好でした。しかし、少しずつ、物覚えが悪くなっていきました。その頃、実家を出て一人暮らしをしていた私は、帰省して祖父に会うたびに、毎回...

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