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排泄ケアが上手くいった認知症入所者の事例

排泄ケアが上手くいった認知症入所者の事例

   Mさん(80代・女性)は10年前に脳梗塞を発症しました。術後の経過は良好で麻痺等の後遺症は残らず、近所に住む息子様夫婦に支えられながらご主人と二人で暮らしていました。  しかし、その後ご主人が他界され、徐々に気分の浮き沈みが激しくなるなどのうつ症状が出始め、何もやる気が出ず、次第に家に引きこもりがちにな...

老人ホーム内での徘徊に対する介護職員の対応

老人ホーム内での徘徊に対する介護職員の対応

   特別養護老人ホームに入居されているNさん(70代・女性)は、今から約5年前にアルツハイマー型認知症と診断されました。若い頃は小学校の教諭をされ、三人の子どもを育て上げたNさん。  娘様の話では、朝から晩まで仕事も家事もてきぱきとこなし、とても働き者で厳しいお母さんだったと聞いています。若い頃のお写真を見...

認知症の人が持っているプライドとは

認知症の人が持っているプライドとは

  この記事は家で両親の介護をしている女性に書いていただきました。 ……….  両親が認知症になり、その後、色々とネットなどで認知症対策の記事などを探して読んできました。その中で見つけた「認知症の人が持っている4つのプライド」、まさに我が家に当てはまるものだったので、我が家の場合を記してみました。 ①「認知症...

認知症の方に同じ事を何度も言われた時の対応

認知症の方に同じ事を何度も言われた時の対応

   認知症の影響で自分が話したことを忘れて、同じ事を何度も聞いてくる人がいます。その際に介護者はどのような考えを持ってどのような対応を行っていくのか考えていく必要があります。  何故なら同じ事を何度も聞かれる事は介護者にとってイライラしてしまうものだからです。ここでは何度も同じ事を聞かれる場合に主に介護職が...

認知症による弄便はなぜ起こるのか。その原因と対策

認知症による弄便はなぜ起こるのか。その原因と対策

   認知症による「弄便(便を触わる行為)」は介護者にとっても負担が大きいもので、その症状を引き起こさない対策は重要です。  介護を行う前提として、弄便を行っている本人は何らかの意味を持って、便を触っている事を認識する必要があります。今回は私が体験した弄便の症状と対策について紹介します。 ある日から弄便の症状...

介護や医療の方針を決めるために必要なエンディングノートとは何か

介護や医療の方針を決めるために必要なエンディングノートとは何か

   誰もが訪れる人生の終末期に向けて、どのような医療、介護を受けたいか、どのような葬儀を行ってほしいか等、自分の思いをエンディングノートに書き留める人が増えています。ここではエンディングノートの概要と必要性等について紹介します。 エンディングノートの概要  エンディングノートとは人生の終末期における希望を家...

認知症の祖母の買い物依存症に悩む。100万円の着物を購入

認知症の祖母の買い物依存症に悩む。100万円の着物を購入

  この記事は家で祖母の介護をしている女性に書いていただきました。 ……….  認知症は、目を離すと何をするか分かりません。まさか!と思うような事をするのです。その中でも私の祖母は、買い物を恐ろしい程しました。認知症に気が付いてからはお金を渡していなかったのですが、自分が昔から利用していた店を使って、お菓子な...

認知症により記憶を失うことで、行動に変化が起きた事例

認知症により記憶を失うことで、行動に変化が起きた事例

  この記事は家で祖母の介護をしている女性に書いていただきました。 ……….  認知症になると、昔の話はよく覚えていると言いますが、正にその通り。認知症の祖母は最初は昔の思い出を話す程度だったので、私は『最近物忘れが多いわりには、昔の話はよく覚えているね 』と話していました...

身近にある薬(風邪薬、花粉症薬など)が認知症のリスクを高める

身近にある薬(風邪薬、花粉症薬など)が認知症のリスクを高める

   以前から、「抗コリン作用をもつ薬」を使うと物忘れなどの認知障害が現れ、薬を止めると治まることが知られていました(抗コリン作用については後ほど説明)。  そして最近では、アメリカ(シアトル)のワシントン大学の研究グループが抗コリン作用を持つ薬が認知症に関係があるかどうかの研究を行い、2015年1月26日「...

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