大工の棟梁だった認知症患者の暴力を止めた意外な方法とは
私が今の会社に入るきっかけになったのは、ボランティア活動でした(当初ボランティア団体だったものがNPO法人の認証を取って今はグループホームを運営しています)。 私は学生時代から福祉に関するボランティア活動をしており、そのときに知り合ったのが、元大工の棟梁で脊髄損傷によって車いす生活を送っていたAさんで...
私が今の会社に入るきっかけになったのは、ボランティア活動でした(当初ボランティア団体だったものがNPO法人の認証を取って今はグループホームを運営しています)。 私は学生時代から福祉に関するボランティア活動をしており、そのときに知り合ったのが、元大工の棟梁で脊髄損傷によって車いす生活を送っていたAさんで...
一人で暮らすことが困難に Kさん(78歳女性)はアルツハイマー型認知症ですが、お1人で生活されていました。ご主人とは死別されており、Kさんの自宅から徒歩20分のところで生活している息子さんがKさんのキーパーソンですが、主に介護を行っていたのはお嫁さんです。 普段は週に3回、小規模多機能型居宅介護に通わ...
Aさんは70代後半の女性でアルツハイマー型認知症とパーキンソン症状があり、養護老人ホームに入居されています。 養護老人ホームは経済的な困難者だけではなく、家族との関係が拗れて(こじれて)しまい、存在や居場所を知られないように入居している方も少なくありません。 ですので養護老人ホームでは入居者情報を他...
特別養護老人ホームに入居していたKさんは90代前半の女性で、アルツハイマー型認知症です(参考記事「認知症の中でも一番多いアルツハイマー型認知症の症状は?」)。80代の頃に自宅で大腿骨骨折をして寝たきりの生活が続いた末、認知症が発症。 そこから急激に物忘れや暴言、介護拒否が始まり、大腿骨骨折が完治した頃...
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)で生活しているYさん(女性76歳)はアルツハイマー型認知症です。グループホームに来るまでは双子の妹さんと一緒に暮らしていましたが、その時からYさんは認知症を患っていました。 ある冬の寒い日にYさんの妹さんは亡くなられましたが、遺体は死後10日以上経った状態で発...
老人保健福祉施設に入居していたNさんは70代後半の男性で、脳血管性認知症と半空間無視がありました。 Nさんは脳血管性認知症による「まだら認知症」「服の前後不覚」「感情失禁(感情の爆発)」が顕著にありました(参考記事「脳血管性認知症ってどんな症状があるの?」)。 そして脳血管性認知症は「自分が認知症で...
この記事は介護施設に勤めている30代の女性に書いていただきました。 ………………….. Aさん(80歳・男性)は数年前からアルツハイマー型認知症の症状が出ており、日中はデイサービスへ行っていますが、夜間は奥さん(80歳)が一人で介護し...
この記事は介護施設に勤める30代の男性に書いていただきました。 ……………………. みなさん認知症というとどういった症状を思い浮かべますか?一番最初に思い浮かぶことは「様々な事を忘れてしまう」ということでしょ...
この記事は母親を介護している40代の女性に書いていただきました。 …………………………………… 私の母(80歳)は認知症(要介護5)とタ...
グループホームは「個室」と「居間」(共同生活室)、食堂、浴室、台所などの設備がある介護施設のことです。1ユニットが9人以下と決まっており、入居者(要介護者)3人に対して1人の職員がいます。 65歳以上で要支援度2もしくは要介護度1以上の認知症の方が入居できますが、住民票がある地域のグループホームのみ入...