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老老介護により認知症の妻から暴言を受け、自殺寸前の夫

老老介護により認知症の妻から暴言を受け、自殺寸前の夫

   老老介護という言葉は、最近よく耳にすることが多いです。 高齢化社会で、核家族が多い世の中なので、老老介護になってしまうのは当然かもしれません。  今回はある夫婦の例を紹介します。 全介助の介護生活  Kさん(夫、76歳)とYさん(妻、80歳)は長年連れ添った夫婦です。Kさんは、5年以上も妻Yさんの介護を...

長谷川式スケールの点数だけで判断しきれない「まだら認知症」

長谷川式スケールの点数だけで判断しきれない「まだら認知症」

   住宅型有料老人ホームに入所してきたSさん(80代前半男性)は、それまでデイサービスを週3回利用していた方でした。若い頃に離婚を経験しており、息子と2人暮らしでしたが、近年息子が独立し、遠方に住んでいたため一人暮らしの状態でした。  そんな年末のある日、自宅の近所を裸で歩いているところを警察に保護され、S...

突然キレる認知症高齢者との接し方は傾聴が基本(実例)

突然キレる認知症高齢者との接し方は傾聴が基本(実例)

  発症の経緯  利用者のMさんは67歳と容姿もまだ若い女性ですが、アルツハイマー型認知症と診断されて、介護施設に入所して3年が経ちます。認知症は脳に急激なストレスがかかると発症する場合もあると言われています。  Mさんは旦那様が亡くなった時に相当の悲しみから徐々に白髪となり心身共に疲れ果ててしまったそうです。それ以来...

暴言を連発していた認知症高齢者の症状が収まった対応策

暴言を連発していた認知症高齢者の症状が収まった対応策

   私の勤めていた老人ホームに入居されていたAさん(当時80代、女性)のエピソードです。  この方は元々関西の裕福な家庭に育ち、夫は大学の教授、ご本人は非常に聡明で人格温厚、物腰も柔らかで、良妻賢母を絵に描いたような人物という評判があったそうです。  しかし、夫に先立たれ、80歳を過ぎたあたりから突如人格が...

デイサービスのキャンセルによって事業者が被る損失

デイサービスのキャンセルによって事業者が被る損失

  デイサービス利用をお休みする連絡が入るタイミング  デイサービスを利用している方が利用日にお休みされる理由は様々です。例えば体調不良、病院受診、ショートステイ、月命日、習い事などなど。体調不良以外では事前に予定されている事が多いので、あらかじめお休みの連絡があったり、ケアマネージャーさんからの提供票に記載...

認知症による徘徊を止めないでココセコムを使ってサポート

認知症による徘徊を止めないでココセコムを使ってサポート

  ●想像もつかない距離を徘徊  訪問介護を利用されているHさん夫婦は2人共に認知症を患っており、昼夜関係なく自宅を出て徘徊されます。息子さんと3人暮らしですが、息子さんは日中仕事に出ており、帰宅が夜遅くなることもよくあります。そのためHさん夫婦はほぼ独居状態とも言えます。  Hさんには訪問介護事業所にて掃除...

認知症高齢者に対しての適当な対応は症状を悪化させる

認知症高齢者に対しての適当な対応は症状を悪化させる

   今回は若年性認知症であるMさん(68歳男性)のお話をします。Mさんは時々ショートステイを利用されながら夫婦仲良く暮らしていました。  しかし、奥様が他界し、若年性認知症もあるということから1人で暮らすことが難しくなり、特別養護老人ホームへ入所となりました。  ご自分で歩くことは出来ますが、歩行は不安定で...

認知症高齢者の摂食・嚥下障害に対する対応方法

認知症高齢者の摂食・嚥下障害に対する対応方法

   認知症と摂食・嚥下障害に関する研究は、日本摂食嚥下リハビリテーション学会や言日本語聴覚学会などのトピックスとして大きく取り上げられています。  認知症患者の摂食・嚥下障害は認知症状の多様性同様に症状が多岐に渡り、介護施設や入院施設での対応が課題とされています。  そのため、摂食・嚥下障害のリハビリテーシ...

通所介護施設にクレームをつける認知症高齢者の家族

通所介護施設にクレームをつける認知症高齢者の家族

   通所介護(デイサービス)を利用していたYさん(70代後半女性)は、身体のADL(日常生活動作)には大きな問題点はありませんが、認知症と診断され、要介護1です。  Yさんは若いころに結婚していましたが、のちに離婚され、娘さんと2人暮らしの家庭環境でした。娘さんは仕事をしておらず基本的に家におり、通所介護施...

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