認知症の母には失行の症状があり、洗濯も料理も出来ません
この記事は家で母親を介護している40代の男性に書いていただきました。 …………. 家で認知症の母親の介護をしています。ここ最近のことなのですが、徐々に日常生活を送るうえで自分でできないことが出てきました。 その中の一つが上手く服を着ることができなくなった...
この記事は家で母親を介護している40代の男性に書いていただきました。 …………. 家で認知症の母親の介護をしています。ここ最近のことなのですが、徐々に日常生活を送るうえで自分でできないことが出てきました。 その中の一つが上手く服を着ることができなくなった...
Aさん(90歳・男性)は、家の近くのコンビニで脱水症状のところを発見され、入院していましたが、身寄りが無く、軽度の認知症で家事等が出来なくなっていることから特別養護老人ホームに入所の運びとなりました。 初めは穏やかな表情で職員が声をかけると「よろしく」と言ってくれたり、食事を提供したら自分で全て食べ、...
アルツハイマー型認知症のUさんは70代後半の女性で、普段はデイサービスを週3回、そして時折ショートステイを利用しています。 Uさんは笑顔でいることが多いのですが、見当識障害が強く、帰宅願望がとても強い方でした。足腰も弱く、歩行時にはふらつきも見られたため、移動の際は付き添い歩行が必要でした。 しかし...
<認知症の方の不安感を感じ取る> 認知症の症状を悪化させない為には、薬や専門家によるリハビリなどのケアも大事ですが、日々の接し方によっても大きく変わってきます。 認知症の方は不安感が強くなると、その症状がさらに悪化する傾向にあります。施設に入居して今までとは環境が大きく変わったり、介護者の印象が悪かっ...
近年、認知症高齢者に対するアロマテラピーの様々効果が注目されています。その理由として、アロマテラピーの特徴である「におい」の作用が挙げられます。 五感の中でも、嗅覚以外のものは大脳で認識されます。しかし、嗅覚は大脳ではなく、大脳辺縁系に伝わります。この違いは大きく、大脳により人間は物事を考えることにな...
認知症介護を行う場合は、施設でも在宅でもバリアフリーのための住宅改修を行うことが必要なケースも多いです。しかし、個人の心身状況に合わせて適切な住宅改修を行うためには、様々な職種の情報を集めていく必要があります。 今回は、適切な住宅改修で認知症の周辺症状が改善した事例について紹介します(参考記事「認知症...
グループホームに入所されて8年経つCさん(80代女性)はアルツハイマー型認知症ですが、施設の生活にも慣れ、穏やかに生活されていました。特に内科的な持病はなかったので、今まで病院への入院はありません。 しかし、加齢による影響からか、入所された直後に比べて、身体的な状態は年々低下しており、転倒も増えていま...
これまでの経緯 Oさんは70歳代の女性、台所でのガスの消し忘れや先ほどまで使っていた物の置き場所を忘れてしまうといった、記憶障害がある認知症の高齢者です。記憶障害がある以外は、自宅に限っては身の回りのことや回覧板の回覧など、Oさん自身で行える状況です。 以前は夜勤のある工場へ勤務する40代の長男と2人暮らしでしたが...
これまでの経緯 Kさんは60歳代の女性で、私が特別養護老人ホームの職員へ移動が命じられた際は、既に入所されている方でした。 私が配属されたフロアは、特別養護老人ホーム内でも重度の認知症の方ばかりが集められている、いわゆる重度認知症フロアで、そこの介護職員としての勤務が組まれました。Kさんはこのフロアで生活される人で...
これまでの経緯 Yさん90歳代女性、重度の認知症を患っており、身の回りのほとんどに手助けが必要な状況で、同居する長男やその嫁、孫の顔の理解もできない状況の方です。 長男夫婦は、在住する市内において、食品の製造販売業を営んでおり、休業日しかYさんの介護ができないため、毎日型の通所介護サービスと毎週末の短...