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認知症による物盗られ妄想の対応は自分で見付けてもらうことが大事

認知症による物盗られ妄想の対応は自分で見付けてもらうことが大事

   Sさん(80代女性)は、物忘れが酷いということで受診され、画像診断の結果、アルツハイマー型認知症と診断されました。同じことを何度も繰り返し口にされる、ものを置いた場所、約束の日時を忘れるなど、加齢による「物忘れ」とあまり変わらない症状でした。  ただ、ご自分にそういう症状があることに、かなり不安や恥ずか...

認知症による物盗られ妄想には原因があった(実例)

認知症による物盗られ妄想には原因があった(実例)

   認知症の症状としてよく見られる行為には「徘徊」や「物忘れ」、そして「物盗られ妄想」があります。物盗られ妄想はどんな症状かと言うと、自分のお金や宝石などを実際には盗まれていないのに、「盗まれた」と思いこんでしまう事です。そして、中には「あの人が盗んだ」と、何も盗んでない人を勝手に犯人扱いしてしまう人もいる...

認知症による物盗られ妄想に対する対応と接し方(実例)

認知症による物盗られ妄想に対する対応と接し方(実例)

   私が勤める施設にはFさん(87歳 女性)がいます。FさんはADL(日常生活動作)は非常に良く、シルバーカーを利用し、しっかりと自立歩行をしていますし、排泄も入浴もすべて自分で行えます。以前自宅で転倒により、大腿部の骨折をし、リハビリによってシルバーカーによる自立歩行ができるまでに回復しました。  家族が...

[認知症介護]物盗られ妄想、迷惑電話を解決した方法(実例)

[認知症介護]物盗られ妄想、迷惑電話を解決した方法(実例)

   アルツハイマー型認知症のHさん(83歳女性)は若い頃、化粧品の販売や保険の外交員をしていました。実家は裕福でアパートを複数所有し、華やかな青春時代を過ごしてきました。息子はいるのですが、神奈川に定住しており、孫は全て東京住まいです。  夫を早くに亡くし、一人暮らしでしたが男性の影は常にあり、同棲したり、...

[認知症介護]物盗られ妄想、徘徊、うつ症状が改善した事例

[認知症介護]物盗られ妄想、徘徊、うつ症状が改善した事例

   都内のグループホームに入所されているAさん女性90歳は、アルツハイマー型認知症です。介護度は3で認知症は進行しているも、介護職員の見守りや声掛けで排泄や着替え・入浴などの日常動作を行っています。  施設入所前は、警察官だったご主人と2人で生活をされていました。 ご主人は癌を患い他界。子供はおらず、お1人...

認知症による物盗られ妄想や浮気妄想にどう対応するの?

認知症による物盗られ妄想や浮気妄想にどう対応するの?

   認知症の人の被害妄想の内容は様々ですが、特に多いのが物盗られ妄想と浮気(嫉妬)妄想です。今回はこの2つの妄想についてどう対応すればいいのかをお伝えします。 物盗られ妄想  「物盗られ妄想」は男性よりも女性に多いです。これに対して後で述べるもう1つの被害妄想である「浮気妄想」は男性に多いです。  物盗られ...

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