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認知症患者の幻視や幻聴への対応で大切なこと(実例) 

認知症患者の幻視や幻聴への対応で大切なこと(実例) 

   都内のグループホーム(認知症対応型共同生活介護)に入所されているEさん(72歳女性)はレビー小体型認知症です(参考記事「レビー小体型認知症ってどんな症状があるの?」)。Eさんは関西出身らしくハキハキしていて社交的な性格で、最初は他の利用者様と良好な関係を築かれておりました。しかし、認知症の症状の進行は日...

[認知症介護]母を施設に入れることに罪悪感を感じている嫁

[認知症介護]母を施設に入れることに罪悪感を感じている嫁

  一人で暮らすことが困難に  Kさん(78歳女性)はアルツハイマー型認知症ですが、お1人で生活されていました。ご主人とは死別されており、Kさんの自宅から徒歩20分のところで生活している息子さんがKさんのキーパーソンですが、主に介護を行っていたのはお嫁さんです。  普段は週に3回、小規模多機能型居宅介護に通わ...

認知症の方の暴力が介護士との共通の趣味を通じて解決した事例

認知症の方の暴力が介護士との共通の趣味を通じて解決した事例

   Aさんは70代後半の女性でアルツハイマー型認知症とパーキンソン症状があり、養護老人ホームに入居されています。  養護老人ホームは経済的な困難者だけではなく、家族との関係が拗れて(こじれて)しまい、存在や居場所を知られないように入居している方も少なくありません。  ですので養護老人ホームでは入居者情報を他...

死んだ息子が生きていると思っているアルツハイマー型認知症の女性

死んだ息子が生きていると思っているアルツハイマー型認知症の女性

   特別養護老人ホームに入居していたKさんは90代前半の女性で、アルツハイマー型認知症です(参考記事「認知症の中でも一番多いアルツハイマー型認知症の症状は?」)。80代の頃に自宅で大腿骨骨折をして寝たきりの生活が続いた末、認知症が発症。  そこから急激に物忘れや暴言、介護拒否が始まり、大腿骨骨折が完治した頃...

[認知症介護の実例]収集癖、異食がある方への対応

[認知症介護の実例]収集癖、異食がある方への対応

   認知症対応型共同生活介護(グループホーム)で生活しているYさん(女性76歳)はアルツハイマー型認知症です。グループホームに来るまでは双子の妹さんと一緒に暮らしていましたが、その時からYさんは認知症を患っていました。  ある冬の寒い日にYさんの妹さんは亡くなられましたが、遺体は死後10日以上経った状態で発...

脳血管性認知症により「まだら認知症」になっている70代男性

脳血管性認知症により「まだら認知症」になっている70代男性

   老人保健福祉施設に入居していたNさんは70代後半の男性で、脳血管性認知症と半空間無視がありました。  Nさんは脳血管性認知症による「まだら認知症」「服の前後不覚」「感情失禁(感情の爆発)」が顕著にありました(参考記事「脳血管性認知症ってどんな症状があるの?」)。  そして脳血管性認知症は「自分が認知症で...

[認知症介護]弄便のため身体拘束を提案するが家族は拒否

[認知症介護]弄便のため身体拘束を提案するが家族は拒否

  この記事は介護施設に勤める30代の男性に書いていただきました。 …………………….  みなさん認知症というとどういった症状を思い浮かべますか?一番最初に思い浮かぶことは「様々な事を忘れてしまう」ということでしょ...

[認知症介護]物盗られ妄想、徘徊、うつ症状が改善した事例

[認知症介護]物盗られ妄想、徘徊、うつ症状が改善した事例

   都内のグループホームに入所されているAさん女性90歳は、アルツハイマー型認知症です。介護度は3で認知症は進行しているも、介護職員の見守りや声掛けで排泄や着替え・入浴などの日常動作を行っています。  施設入所前は、警察官だったご主人と2人で生活をされていました。 ご主人は癌を患い他界。子供はおらず、お1人...

[認知症介護]どの時点でオムツ使用を検討すべきか

[認知症介護]どの時点でオムツ使用を検討すべきか

   介助の中でも排泄介助は最も気を使う介助の1つです。今回は排泄の介助についてお伝えします。 相手には気を使っても使わせないようにする  排泄介助は相手にとっても、とても気を使いやすい介助です。私が勤めている施設で排泄介助を行っているときに、利用者から受けた言葉で忘れられないのは「すいません。すいません。汚...

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