認知症の家族の介護に協力的ではない人たち
この記事は家族で協力して曾祖母を介護している人に書いていただきました。 …….. 曾祖母の認知症を悪化させる存在がいました。それは曾祖母の実の妹です。曾祖母の5つ下の彼女は70代でも自転車を乗り回し、我が家にやってきました。曾祖母の実の妹と曾祖母の末娘が共謀して曾祖母の貯金を盗ん...
この記事は家族で協力して曾祖母を介護している人に書いていただきました。 …….. 曾祖母の認知症を悪化させる存在がいました。それは曾祖母の実の妹です。曾祖母の5つ下の彼女は70代でも自転車を乗り回し、我が家にやってきました。曾祖母の実の妹と曾祖母の末娘が共謀して曾祖母の貯金を盗ん...
私が以前介護職をしていた施設はショートステイ専門で、「完全個室であること」と「医療的行為が必要な重度の介護度がある利用者様も引き受ける」ということが特色でした。 そこでAさんという86歳のおばあさんに出会いました。彼女は一見とても穏やかで世話好きで上品な女性でした。しかし、入所時から強い異臭があり、他...
その人に合った認知症介護1 私が勤めているグループホームでは軽度から重度の認知症の入居者がおり、できるだけ「その人に合った介護」を心がけています。入居者は、専業主婦だった人、教師だった人、医師だった人などいろんな人がいますが、その時の習慣というのはそう簡単に忘れることはありません。 以前、「認知症状の...
この記事は介護経験のある女性に書いていただきました。 ………………………….. 私の曾祖母の日常は朝8時頃起床します。その頃には家族は全員仕事へ出払ってしまうので、曾祖母は一人で少し冷...
この記事は介護経験のある女性に書いていただきました。 ………………………….. 穏やかな日常の中に曾祖母の認知症の周辺症状は少しずつ私たちに違和感を与えていきました(参考記事「認知症の...
この記事は介護経験のある女性に書いていただきました。 ……… 私が18歳の頃、曾祖母は認知症を発症しました。80歳でしたが年相応のおばあさんでした。若い頃は嫁いびりに事欠かない人で、私の祖母や母は逆らえない存在でした。しかし、曾祖母は70歳を過ぎると特に目立って嫁いび...
統合失調症のTさん(77歳男性)は結婚歴がなく親族とも疎遠なため、最近まで精神病棟に入院されていました。入院中、骨折による寝たきり生活をきっかけに徐々に認知症も出始めた事から、ケアマネージャーは高齢者施設への入居を検討するようになりました。その後、特別養護老人ホームに入居されたTさん。初めは私たちも手探...
今日は私が親の認知症介護をする中で勉強した「脳の仕組み」についてお伝えします。認知症という病気は記憶が無くなっていったり、人格まで変えてしまうわけですが、これは個々の性格のせいではなく、脳の変化という要素が大きいのです。 どうしても、我々一般の人は認知症の方が感情を爆発させた場合(感情を抑えられない場...
認知症の両親(母と父両方とも認知症)に目に見えて効果があった薬が2つある。一つは「抑肝散」、そして二つ目は医師である友人に、ぜひ試してみたらいいと紹介されたのが「フェルガード」である。これも「抑肝散」同様、手応えのある効果があり、続けていくことになった。 フェルガードとは フェルガードは株式会社グロー...
認知症の両親に目に見えて効果があった薬が2つある。一つは「抑肝散」、と「フェルガード」である。今回は「抑肝散」の効果について 我が家の例を記してみた。 抑肝散とは 東洋医学で考える「肝」は、精神や感情を意味し、その「肝」をコントロールする効果のある漢方薬が抑肝散です。この漢方薬は子供の夜泣きなどに使われてきまし...