認知症の人とのコミュニケーションで大事な要素とは
認知症状を持つ人とコミュニケーションを取る場合には「状況を把握すること」と「非言語コミュニケーションを多用すること」が大切な要素ですので、一つずつ解説していきます。 第一の要素「症状を把握する」 まず「言葉をどれだけ使えるのか」「話しを理解できるのか」などを把握し、そしてこれはどのような症状なのかを理...
認知症状を持つ人とコミュニケーションを取る場合には「状況を把握すること」と「非言語コミュニケーションを多用すること」が大切な要素ですので、一つずつ解説していきます。 第一の要素「症状を把握する」 まず「言葉をどれだけ使えるのか」「話しを理解できるのか」などを把握し、そしてこれはどのような症状なのかを理...
初期の認知症が疑われる人でも家族が気付かないで、そのまま運転させているケースもあります。しかし、認知症の人が車を運転するのはとても危険です。なぜ危険なのかをお伝えします。 「認知症状として失認がある」 失認とは視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚のいずれかの機能が脳の病変により損なわれているため、対象物を正確...
どのような状態だと受診した方が良いのか 軽度認知障害の程度であれば自分のことを「少し変だな」と客観視することも可能ですが、認知症が進んでくると記憶を忘れていること自体を忘れているので、セルフチェックも出来ません。 今回は「認知症かどうか分からないけど、少し不安」という人向けのチェックリストを作成しました。どのような...
介護者が認知症の人に暴力を振るうという話はニュースなどで取り上げられますので、知っている人も多いと思います。しかし、認知症の人が家や介護施設で介護者に対して暴力を振るってしまうことは話題になることはありません。 アルツハイマー型認知症や脳血管性型認知症などの認知症は脳の変化が原因で起こりますので、健康...
認知症の症状が進んでいくと「本人が何を望んでいるのか」を知ることが難しくなります。 ですので、認知症になる前から 「延命治療は必要か」 「認知症がどれくらい進行したら施設に入りたいか。もしくは入りたくないか」 「癌や認知症などの告知はして欲しいか」 「延命治療をしてほしいか」 などの介護方針は決めてお...
認知症の症状に「物盗られ妄想」がありますが、これは認知症の人自身が通帳などの身近なものを失くしてしまったのに、それを「人に盗られた」と勘違いしてしまう症状です。身内やヘルパーさんなどの身近な人ほど疑われる可能性が高く、介護する人にとっては気分がいいものではありません。 物盗られ妄想が出た場合にはその盗...
認知症の症状に徘徊がありますが、家族の方は急にいなくなったら心配ですよね。役場の防災行政無線で「70代で身長が170センチくらいの男性の方が行方不明になっています。見かけた方はお近くの交番に連絡してください」と言っているのをよく聞きますが、恐らく認知症の方が徘徊して帰ってこないのだと思います。 こうい...
認知症と歯の関係1 神奈川歯科大学(山本龍生教授)が65歳以上で介護認定を受けていない約4400人を対象に、歯と認知症に関する調査を実施しました。その結果、「歯がほとんどなく、しかも入れ歯を使っていない人」は「歯が20本以上ある人」に比べて約2倍ほど認知症になりやすいことが分かりました。 しかし、「歯...
デイサービス(通所介護)は介護保険の申請をして「要支援1から2、要介護1から5」と認められれば受けることが出来ます。 大抵の認知症の人は初めデイサービスに行くのを嫌がります。新しい環境に入っていくのが不安ですし、自分が認知症であることを認めたくないという気持ちが強いからです。これは健常者も同じで、例え...
ビタミンB12の特徴 ビタミンB12の特徴は 〇植物にはほとんど含まれていませんので、菜食主義者はビタミン12が足らなくなります。 〇赤貝やシジミなどの貝類、めざしやイクラなどの魚類、牛、豚、鶏の肝臓に多く含まれています。 〇ビタミンB12は神経細胞などの細胞膜の合成に関わっていますので、このビタミンが足...