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徘徊中に唾液を吐き捨てる認知症入居者への対応と対策

徘徊中に唾液を吐き捨てる認知症入居者への対応と対策

   住宅型有料老人ホームに新しく入居されたTさん(82歳男性)の症状はアルツハイマー型認知症による徘徊です。入居する前の自宅でも落ち着いて座っていることのほうが珍しく、常に自宅内を徘徊し、気持ちを落ち着かせて座らせても10分後にはまた歩き回ってしまう状態でした。さらに徘徊中唾液を床に吐き捨てる行為も見られま...

0時のAさん(認知症)と4時のBさん(認知症)の切ない物語

0時のAさん(認知症)と4時のBさん(認知症)の切ない物語

   特別養護老人ホームで介護職員をしていた頃のお話です。  Aさんは80代女性でアルツハイマー型認知症。時々物忘れはありますがとても社交的で、日中も他の利用者さんとお話されたり、歌や踊りが大好きでレクリエーションにも積極的に参加されています。洗濯たたみなども積極的に手伝ってくださいます。  Aさんは夕食後し...

亡き妻を探すために徘徊しているアルツハイマー型認知症の男性

亡き妻を探すために徘徊しているアルツハイマー型認知症の男性

   在宅介護、施設介護に関わらず、認知症高齢者の徘徊が大きな課題となっていることが少なくありません。平成28年6月に行われた警視庁の発表によりますと、認知症または認知症が疑われる人の年間の行方不明者数が3年連続で1万人を超えている状況とのことです。  認知症高齢者は見当識障害のため、夜間や日中の区別がついて...

認知症の母は雪の日の徘徊でケガし、脳内に出血が

認知症の母は雪の日の徘徊でケガし、脳内に出血が

  今回の記事は家で認知症の母親を介護している40代の女性に書いていただきました。 「認知症の母が幻覚で見える少女と話していてゾッとしました」の続きです。 ………………………….. 警察官の訪問  母が認知症と診断されて3年がたった頃のことです。家の中でうろうろすることはあっても、外で迷子になるようなことはな...

認知症の周辺症状から起こる徘徊や暴力への対応の仕方(実例)

認知症の周辺症状から起こる徘徊や暴力への対応の仕方(実例)

   デイサービス利用者のFさん(78歳)は、会計士の仕事をされていた方でした。元来のFさんの細やかな性格と前職の精密さを求められる仕事内容とが相まって、認知症発症後は神経質な精神状態が続いていました。例えば後で詳しく説明しますが「財布のお金が〇〇円足りない」「薬は毒ではないか」と疑い深い言動がよく現れていま...

[認知症介護]物盗られ妄想、徘徊、うつ症状が改善した事例

[認知症介護]物盗られ妄想、徘徊、うつ症状が改善した事例

   都内のグループホームに入所されているAさん女性90歳は、アルツハイマー型認知症です。介護度は3で認知症は進行しているも、介護職員の見守りや声掛けで排泄や着替え・入浴などの日常動作を行っています。  施設入所前は、警察官だったご主人と2人で生活をされていました。 ご主人は癌を患い他界。子供はおらず、お1人...

認知症による徘徊には目的がある

認知症による徘徊には目的がある

  この記事は30代の女性に書いていただきました。 ……….  認知症のお年寄りを在宅介護する上で、大変なことはいろいろありますが、中でも「徘徊」はかなり難しい課題のひとつです。同居の場合、極端にいえば毎日24時間、年中無休で介護が続く訳ですが、その日々で気を張り続けるのも...

老人ホーム内での徘徊に対する介護職員の対応

老人ホーム内での徘徊に対する介護職員の対応

   特別養護老人ホームに入居されているNさん(70代・女性)は、今から約5年前にアルツハイマー型認知症と診断されました。若い頃は小学校の教諭をされ、三人の子どもを育て上げたNさん。  娘様の話では、朝から晩まで仕事も家事もてきぱきとこなし、とても働き者で厳しいお母さんだったと聞いています。若い頃のお写真を見...

認知症による徘徊で転んで頭から血。腰の骨にヒビも

認知症による徘徊で転んで頭から血。腰の骨にヒビも

  この記事は家で祖母の介護をしている女性に書いていただきました。 ………..  認知症の症状は日によって、もっと言えば時間単位で変わります。一番困ったのは徘徊です。目を離した隙に出て行くので気が気でなかったです。祖母の場合は、徘徊癖が付いても行き先は以前住んでた家に行くの...

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