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入浴が嫌いな認知症の人に入浴してもらう対応とは

入浴が嫌いな認知症の人に入浴してもらう対応とは

   私が以前介護職をしていた施設はショートステイ専門で、「完全個室であること」と「医療的行為が必要な重度の介護度がある利用者様も引き受ける」ということが特色でした。  そこでAさんという86歳のおばあさんに出会いました。彼女は一見とても穏やかで世話好きで上品な女性でした。しかし、入所時から強い異臭があり、他...

認知症の人の習慣を変えずに介護することの大切さ

認知症の人の習慣を変えずに介護することの大切さ

  その人に合った認知症介護1  私が勤めているグループホームでは軽度から重度の認知症の入居者がおり、できるだけ「その人に合った介護」を心がけています。入居者は、専業主婦だった人、教師だった人、医師だった人などいろんな人がいますが、その時の習慣というのはそう簡単に忘れることはありません。  以前、「認知症状の...

両親が曾祖母の認知症を認めるきっかけは自殺未遂

両親が曾祖母の認知症を認めるきっかけは自殺未遂

  この記事は介護経験のある女性に書いていただきました。 …………………………..  穏やかな日常の中に曾祖母の認知症の周辺症状は少しずつ私たちに違和感を与えていきました(参考記事「認知症の...

認知症発症のきっかけになった出来事とは

認知症発症のきっかけになった出来事とは

  この記事は介護経験のある女性に書いていただきました。 ………  私が18歳の頃、曾祖母は認知症を発症しました。80歳でしたが年相応のおばあさんでした。若い頃は嫁いびりに事欠かない人で、私の祖母や母は逆らえない存在でした。しかし、曾祖母は70歳を過ぎると特に目立って嫁いび...

統合失調症と認知症を合併している人に対する対応の仕方

統合失調症と認知症を合併している人に対する対応の仕方

   統合失調症のTさん(77歳男性)は結婚歴がなく親族とも疎遠なため、最近まで精神病棟に入院されていました。入院中、骨折による寝たきり生活をきっかけに徐々に認知症も出始めた事から、ケアマネージャーは高齢者施設への入居を検討するようになりました。その後、特別養護老人ホームに入居されたTさん。初めは私たちも手探...

認知症になるとどのように脳が変化するのか

認知症になるとどのように脳が変化するのか

   今日は私が親の認知症介護をする中で勉強した「脳の仕組み」についてお伝えします。認知症という病気は記憶が無くなっていったり、人格まで変えてしまうわけですが、これは個々の性格のせいではなく、脳の変化という要素が大きいのです。  どうしても、我々一般の人は認知症の方が感情を爆発させた場合(感情を抑えられない場...

認知症のサプリメント「フェルガード」は母に効果があった

認知症のサプリメント「フェルガード」は母に効果があった

   認知症の両親(母と父両方とも認知症)に目に見えて効果があった薬が2つある。一つは「抑肝散」、そして二つ目は医師である友人に、ぜひ試してみたらいいと紹介されたのが「フェルガード」である。これも「抑肝散」同様、手応えのある効果があり、続けていくことになった。 フェルガードとは  フェルガードは株式会社グロー...

認知症の周辺症状を抑える抑肝散(薬)とは

認知症の周辺症状を抑える抑肝散(薬)とは

   認知症の両親に目に見えて効果があった薬が2つある。一つは「抑肝散」、と「フェルガード」である。今回は「抑肝散」の効果について 我が家の例を記してみた。 抑肝散とは  東洋医学で考える「肝」は、精神や感情を意味し、その「肝」をコントロールする効果のある漢方薬が抑肝散です。この漢方薬は子供の夜泣きなどに使われてきまし...

認知症による排泄介助拒否と物盗られ妄想の実例

認知症による排泄介助拒否と物盗られ妄想の実例

   今回は介護職員として経験した2つの事例をお話します。1つは排泄の介助について、もう一つは物盗られ妄想です。  特定養護老人ホームの利用者の方に、介護拒否をされる方がいらっしゃいました。その方は、男性で年齢が90歳以上の元気なおじいちゃんです。足が不自由で車椅子生活でしたが、自ら車椅子を動かし部屋や施設を...

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