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認知症による徘徊を防ぐためには興味の対象を探すこと

認知症による徘徊を防ぐためには興味の対象を探すこと

  アルツハイマー認知症の60代のY様(男性)は、自宅にて奥様、娘様と3人家族で過ごされています。結婚後、2度の脳梗塞を患い自宅療養を長期間送っており、再発すると命の保証はないと医者から通達を受けています。 このような条件の元、デーサービス(特養併設型)の利用を週3回でスタートします。私たちは、実際にアルツハ...

認知症による強い介助拒否への対応事例

認知症による強い介助拒否への対応事例

  初めにこれからご紹介させて頂くのは『ユニット型』の施設での対応ですので、あくまでもユニット型での認知症の対応の例として読んで頂きたいと思います。 入所に至るまでの経緯 78歳でアルツハイマー型認知症と診断されたIさん。若い頃、嫁ぎ先で農業を営んでましたが、Iさんが50代の時に夫を亡くされ、お子さんはいらっ...

認知症の人の借金を社会福祉協議会の協力で返済

認知症の人の借金を社会福祉協議会の協力で返済

   80才の女性は独居で認知症を発症していました。身内は弟だけですが絶縁状態で、近所の方に支えられて生活をしていました。  当初関わりを持ったときには家の中はゴミだらけで足の踏み場もなく、食材はそのまま放置され異臭が漂っておりました。トイレは表現できないくらいの汚さで、近くの公衆トイレに通って排泄していまし...

認知症で困っている家族に老人施設の意義を説明し、納得した事例

認知症で困っている家族に老人施設の意義を説明し、納得した事例

  私は通所介護事業所勤務の職員です。 今回は家族と同居をしているアルツハイマー型認知症を患っている高齢者Aさん(75歳女性)のお話をします。日常生活動作は特に問題はないのですが、シルバーカーを使って歩いている状態です。 しかし、彼女にはリハビリパンツの交換は自分でできるのですが、使い終わったパンツを捨てない...

子供から介護を放棄されたアルツハイマー型認知症の女性の事例

子供から介護を放棄されたアルツハイマー型認知症の女性の事例

  Aさんの自宅での家族の支援状況 アルツハイマー型認知症の86歳の女性Aさんのケースです。旦那様には先立たれ、自宅(持ち家)で一人で暮らしていました。子供は四男一女の5名おられ、それぞれ家庭を持ち、子供もいます。長男、末の娘は、地元を離れ遠くで暮らしていますが、次男、三男、四男は近くに住んでいます。 土地柄...

住宅型有料老人ホームに入所し、初日から混乱。3つの対応策を実施

住宅型有料老人ホームに入所し、初日から混乱。3つの対応策を実施

  住宅型有料老人ホームに入所されたIさん(70代後半男性)は、入所されるまでは娘と2人で在宅で過ごしていました(妻は先に他界)。 要介護1でしたが、身体のADL(日常生活動作)に特に強い障害はなく、物忘れや見当識障害がたびたび見られる状態でした。性格は穏やかで、「紳士的」という印象でした。 Iさんの言動や行...

軽度認知症による物盗られ妄想を解消する3つの対応策

軽度認知症による物盗られ妄想を解消する3つの対応策

  Aさん(女性、90代)は、月に2回ほどショートステイをご利用されるお客様で、介護度2で軽度の認知症です。歩行は安定しており、シルバーカーを使用しています。軽度認知症とされていますが、頭の回転が速く、社交的でとても職員を気遣って下さる優しい方です。 Aさんの強いこだわり 毎回2泊3日ほどショートステイをご利...

車で走り回る認知症高齢者に運転を止めさせる対策とは

車で走り回る認知症高齢者に運転を止めさせる対策とは

  普通に道路を走っている車ですが、じつは認知症の方が運転している車…ということは実際けっこうあります。認知症の高齢者が運転する車が登校中の小学生をひいてしまい、残念ながら亡くなってしまったという悲惨な事故も。 今回の記事ではそうなる前に認知症の人に車の運転を止めさせることに成功したお話をします。 行動力抜群...

寝たきり症候群が改善し、認知症の進行を予防できた事例

寝たきり症候群が改善し、認知症の進行を予防できた事例

  訪問介護の利用を開始したNさん(女性、70代後半)は、利用前の実態調査による情報では『寝たきり』とのことでした。ホームヘルパーは、単独で動くからこそ情報は全員が共有できていなければなりません。最初に寝たきりという情報をもらえば、ヘルパーは『寝たきりなんだ』という頭でサービスに入ります。 今回は寝たきりだと...

認知症の方の不穏の原因は不安。その不安の解決方法とは

認知症の方の不穏の原因は不安。その不安の解決方法とは

   Oさん(91歳・女性)はとても面倒見がよく、比較的穏やかではあるものの、他者の感情を読み取るかのように、「怒り」「悲しみ」を自分でも感じてしまう感情豊かな方でした。  Mさん(90歳・女性)は認知症だけで介護度4が下りるほど進行をしていて、トイレや食事の方法すら分からなくなっています。ですが、人が好きで...

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