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認知症により家族の悪口を言いふらすことへの対応策

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言いふらされる悪口の内容に関わらず(又、真実か否かも関係なく)、悪口を言われる方はたまったものではありませんね。
近所との関係性が強い地方の場合は切実です。
今回は認知症により家族の悪口を言いふらす行動についての対応策についてお話します。

近所に認知症である事を伝えておく

あらかじめ近所の人に「私の母が認知症なんです」などと認知症である事を伝えておくことをお勧めします。
認知症である事は何も恥ずかしい事ではありませんから、「近隣住民に知られたくない」と思う必要はありません。

悪口を言いふらされて困るという事は、近所の人に妙な誤解をされたくないという事ですね。
認知症である事を伝えておけば、妙な誤解も生まれにくくなるでしょう。
そして、悪口の内容が被害妄想によるものだった場合は、訂正が利きませんから認知症の人を責めても仕方ありません(つまり、認知症の方に「それは間違えだよ」と言っても分かってくれません)。
それどころか責めた事によって悪口がエスカレートしかねません。

近所の人に伝えるメリット

近所の人に認知症である事を伝えておくメリットは2つあります。
1つは、近所の人とのトラブル防止です。
近所の人が認知症である事を知らなければ認知症による行動のためにトラブルになる可能性がありますし、言いふらされた悪口の内容によっては、誤解を生み、近所との関係性に悪影響を及ぼしかねません。
特に前頭側頭型認知症の場合は、トラブルが多いです(参考記事「前頭側頭型認知症ってどんな症状があるの?」)。
これは、名前の通り側頭葉と前頭葉に著明な萎縮が認められる為で、突発的な衝動で行動する事があるからです。
私が以前勤めていたグループホームにも、物を壊したり、勝手に
持ってきてしまう事(万引き)があり、度々トラブルに発展した事から、施設の利用を決めたというご家族もいらっしゃいました。

そして、もう1つのメリットは見守る目が増えるという事です。
近所に悪口を言いふらすという事は、ADLがあまり低下しておらず、少なくとも自力で外に出て周囲とコミュニケーションを保つ程度は維持している筈ですね。
今現在は外出から戻って来る事が出来ているとしても、いつ見当識障害が発現して戻って来れなくなってもおかしくありません。
そのような時に、「あそこのおじいさん(又はおばあさん)認知症って言ってたけど1人で外出して大丈夫かな、、?」という風に見掛けた時に気に掛けてくれる事が期待できます。

近所の人に認知症である事を伝えておく時に「症状と想定できるトラブル」について話しておくと、近所の人の理解も得られ易く、トラブルにも発展しにくくなります。

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