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デイサービスを拒否する認知症の会計士が通所するようになった理由

デイサービスを拒否する認知症の会計士が通所するようになった理由

   Aさん(男性80代、脳梗塞後遺症(左麻痺))は数年前に脳梗塞を発症し、病院に入院しました。  発見が早かったのでスムーズに治療ができ、さらにリハビリもすぐに開始していたので身体状況も改善し、左に軽い麻痺が残る程度で杖歩行まで回復して退院しました。  もともと自宅ではソファーに横になってテレビを観ている生...

認知症の人の「安心や安全」を脅かす記憶は保たれやすい

認知症の人の「安心や安全」を脅かす記憶は保たれやすい

   この記事では「認知症の人は普段のことは良く忘れるのに、安心・安全を脅かす記憶は保たれやすい事例」をお話します。これは人に対してだけではなく、これからお話しするリハビリに関しても同じです。  認知症を発症した方の主症状として、程度に違いはあるものの短期記憶障害は常にみられると言っても過言ではないと思います...

認知症高齢者の失禁・失便を見つけた時の対応。排尿や排便間隔を分析

認知症高齢者の失禁・失便を見つけた時の対応。排尿や排便間隔を分析

   今回は認知症高齢者の失禁・失便を見つけた時の対応についての事例を紹介します。  Yさん(82歳・女性)は入居当時から認知症の症状がありました。でも日常生活には支障はなく、トイレもご自身で行ける方なので特に問題はありませんでした。  しかし、認知症が進行してしまい、トイレの場所が分からずに部屋の中で失禁や...

廊下で放尿する認知症女性に対する対応。介護士のアイデアにより解決

廊下で放尿する認知症女性に対する対応。介護士のアイデアにより解決

   認知症の人の周辺症状は様々ありますが、今回ご紹介する事例はトイレ介護に関する実体験です。  私が勤めている認知症のご利用者様は「トイレで排尿せず、廊下の決まった場所で排尿してしまう」ため、その対応策に介護士チームは苦労しました。  では一体、介護士チームはどんな対応策をとったのでしょうか?ご紹介していき...

前頭側頭型認知症の夫が万引きで警察に捕まりました

前頭側頭型認知症の夫が万引きで警察に捕まりました

   Dさん(70代男性)は介護度2でデイサービスを週3回利用し、妻との2人暮らしです。前頭側頭型認知症の診断は受けていたのですが、特に問題行動がなく過ごしていました。  デイサービスも男性利用者が多いという珍しい所で、囲碁や将棋、マージャンなどを楽しくしていました。身体状況も自立し、日常生活も支障なく過ごし...

若年性認知症の男性がタクティール(マッサージ)で笑顔が増えた訳

若年性認知症の男性がタクティール(マッサージ)で笑顔が増えた訳

   こちらで紹介させていただくのは特別養護老人ホームで暮らすTさん50代。比較的軽度の若年性認知症の男性です。これといって目立った周辺症状はありませんが、入所時から表情が硬く、塞ぎ込みがちで言葉でのコミュニケーションが取りづらい方した。奥さんと娘さんが面会に来てくださることが多かったですが表情が変わることは...

頻回な認知症による徘徊でどんどん痩せる。それに対して取った対策

頻回な認知症による徘徊でどんどん痩せる。それに対して取った対策

   今回はアルツハイマー型認知症の90代女性の徘徊のお話をします。長年息子さんが在宅介護をされていましたが、勝手に外に出て危なかった経験もあり、介護老人保健施設の認知症専門棟へ入所されました。徘徊も問題でしたが、強い介護抵抗も大きな問題の女性でした。 頻回な徘徊  彼女は入所当時は独歩ができており、常に徘徊...

デイサービスで帰宅願望のある認知症利用者への対応。成功例と失敗例

デイサービスで帰宅願望のある認知症利用者への対応。成功例と失敗例

   A氏は認知症と診断名がついている女性です。認知症の症状としては周辺症状と比べて中核症状が強くみられている傾向にあり、特に短期記憶障害(最近のことを忘れやすい)、見当識障害(場所や時間、日付が分からない)が主とする症状でした。  自宅独居で生活されており、近隣の息子さん夫婦の協力を得ながら訪問介護サービス...

夜に裸で外出する認知症女性の徘徊を地域で支えた事例

夜に裸で外出する認知症女性の徘徊を地域で支えた事例

夜に裸で外出、徘徊を民生委員が発見  はじめにBさん(70代後半女性、独居、「要介護1」、認知症)の異変に気付いたのは民生委員さんでした。民生委員さんから「Bさんが夜になると裸で外を出歩いている」と、地域包括支援センター(以下、包括)の保健師に連絡がきたのでした。  Bさんはもともと要介護認定を受けていましたが、デイサ...

認知症の幻視に対する対応の成功例と失敗例。「小人がたくさんいる」

認知症の幻視に対する対応の成功例と失敗例。「小人がたくさんいる」

   認知症の人すべてに出現しないものの、認知症の人の多くに何らかの周辺症状が出現します。今回ご紹介する周辺症状は「幻視」です。介護士としての私の体験談を交えて、あるご利用者様の「幻視」の内容と、対応した方法についてご紹介します。 「小人(こびと)」に連れていかれる恐怖?  介護施設に入所していたO様(男性・...

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